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鍋にあうワイン
by 株式会社モトックス
最終更新日:2013-11-11
目次
寒い冬には鍋とワイン!
秋も終わり、どんどん寒さが厳しくなってくるこの季節・・・
でも、寒ければ寒いほど美味しい料理、それが鍋です!!
今回は鍋料理にあうワインを検証致しました♪
いざ出発♪
いざ検証!
の前に色々準備しなければいけません。
冬の企画といえど、検証するのはなんと8月・・・
暑さ全開の中、会社を出発!!
時刻は18時ですが、ご覧の明るさです♪
電車に揺られ移動中
今回検証するワインは全部で15本!
ちょっとだけ、お見せしましょう・・・
こ、これは南仏のあのワイン?!
先輩宅のある駅に向かい食材を購入します。
スーパーにて
スーパーにて、食材を吟味中・・・
ご家庭や友人宅で鍋をする時、こういう買い出しの時間も楽しいですよね♪
僕は普段ほとんど料理をしないので、良い野菜の見分け方なんかもあり、勉強になります!
写真:具材購入!
これから、いよいよ調理に取りかかります!!
今回は、ベーシックな鍋がテーマということで、塩ちゃんこ鍋スープの素で検証。
具材も水菜やネギ、キノコなどオーソドックスな野菜を中心に選びました。
いざ調理♪
野菜や具材をカットし・・・
つくねはなんと手作り!!
しっかりこだわって作ってます
写真:美味しくな~れ
鍋はスープと具材を入れれば完成ですが、「美味しくなーれ」と気持ちを込めてきれいに盛り付け、ふたを載せます。
皆でおしゃべりしながら準備できるのも鍋料理の良いところ。
完成!!!
写真:じゃーん!!
ついに完成しました!!
あまりアツアツさが画面から伝わりにくいですが・・・
写真:設定温度 24度
それもそのはず、この日は気温も高く、少し雨も降りじめっとした天気。
室温は24度で設定しておりますが、鍋の熱気でジワリと汗ばみます・・・
後ろに写りこんでいるものは、今回の検証とは関係ございませんが、スパークリングが無かったということで、どうかお気になさらずに・・・
検証開始!!
長くなりましたが、いよいよ検証スタートです!!
どんなワインが合うのか、一つずつ確かめながら進めます。
ラインナップ ~白ワイン~
冒頭でもお伝えしましたが、今回は全部で15アイテムの検証です。
スパークリングワインは過去の検証から、辛口のものであれば、鍋料理全般に「間違いなく合う」と答えが出ていましたので、今回は検証対象から外しております。
ラインナップ ~赤ワイン~
白ワイン、赤ワインともにフランス、イタリアをはじめ、スペインや日本など様々。
味わいも軽めのタイプからしっかりとしたタイプのものまで幅広く合わせてみました。
検証風景
ワインを軽くテイスティングした後、
まずは具材を一口食べ、何度か噛んでからワインを口に含みます・・・
「このワインは○○だよね~」などと、皆感じた事を口にだし、その場の意見をまとめていきます。
鍋料理に合うワインばかりでなく、中には「これはちょっと」というもの・・・
検証結果発表!!
さて、いよいよお待ちかねの検証結果の発表です!!
どんなワインが選ばれたのでしょうか!??
水炊きなどシンプルな鍋に合う
写真:白ワイン部門 第3位
第3位に選ばれたのは、スペインのレアレス・ビニェードス!
フレッシュですっきりとした柑橘系のワインの味わいが、シンプルな具材の旨みを引き立て、鍋に柚子を絞るようなイメージで美味しく合わさります。また、お肉の脂をスッキリとさせてくれるようでした。
今回一緒に合わせて試食したのは塩ちゃんこ鍋ですが、スープの味付けダシの味わいが少し濃いため、ワインよりもスープがやや強く感じてしまいました。
具材の旨みを活かしたシンプルな鍋、水炊きなどであればより相性が良いです。
魚介系の具材を使った旨みの強い鍋に合う
写真:白ワイン部門 第2位
第2位は、シャブリ ラ・ピエレレ!
ワインのフルーティさ、やや潮っぽさを感じさせる味わいが、牡蠣やエビなど海鮮系のやや旨みの強い具材と相性良く、ダシの味わいが濃い鍋と合わせたいです。
牡蠣と食べ合わせることで有名なシャブリですが、こちらも鍋料理では魚介系の旨みが強い鍋が相性が良いようです。
より魚介の風味と旨みを感じる牡蠣鍋などは非常に相性が良いでしょう。
まさに万能選手 鍋には絶対「祝」が合う!!
写真:白ワイン部門 第1位
堂々の第1位は 祝 !!
珍しい名前ですが、山梨県勝沼町の「祝」地区から採られた甲州種のみを使用したワインです。
柑橘系の香りと繊細な味わいの中にも、しっかりとした骨格があり、野菜、肉、ダシ、すべての旨みを引き立て、口の中できれいに合わさりました。
途中で鍋にアクセントを加えようと柚子胡椒を加えたのですが、非常に相性が良く、柑橘の香りとピリっと香る唐辛子の風味が合わさり、鍋がすすみます!
文句なしの満場一致で「祝」が一位に輝きました。
他のワインに比べ、鍋とワインのどちらかが強く感じるわけではなく、2つが寄り添って、心地良い余韻を感じさせてくれます。
まさにベストマリアージュ!
お肉を使った鍋に合う
写真:唯一の赤ワイン部門
8種類の赤ワインを試した中で、相性の良かった唯一の赤ワインです!
ブルゴーニュ ピノ・ノワール/ ジュール・ベラン
唯一の決め手は、渋みが強すぎず、きれいな酸を感じる味わいでした。
ダシの味わいだけでなく、鶏のももや豚バラなどの脂の旨みとワインのきれいな酸味が合わさり美味!
お肉以外の具材とも相性が良く、こちらも赤ワインの中では、満場一致の1本でした。
今回は鍋の2/3を野菜などの具材が占めていたため、1本通して鍋と合わせるなら、よりお肉がメインの鍋だと、より相性楽しめると思います。
その他のワイン
今回、選ばれなかったワインは決して不味い味わいのものというわけではありません・・・
鍋との検証を通して、
フルーティな味わいのワイン
渋みがしっかりとしたワイン
は相性があまり良くないと感じました・・・
理由は鍋と食べ合わせたときに、ワインの印象を強く感じてしまうところです。
特にちゃんこ鍋のような、素材の旨みを活かした鍋の場合は、きれいな酸味と口の中でしっかりと骨格を感じるワインが、旨みを一層引き立ててくれるようでした。
そして、なんといっても国産ワインの「祝」!
最近の食べ合わせの中では、一番良いと感じました!
最後に
これから、どんどん寒くなっていく季節。
皆さんも是非、温かい鍋とワインの素敵な組合せをお楽しみください♪
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