食事と合わせて美味しいボルドーとは?

フレンチ×ボルドー マリアージュ企画

by 株式会社モトックス

最終更新日:2013-10-10

食事と合わせて美味しいボルドーとは?

食事と合わせて美味しいボルドーとは?

ボルドー仕入担当のT村です。


突然ですが皆さん、ボルドーワインってどんなイメージでしょうか?

ボルドーといえば世界でも有数のワイン産地。5大シャトーに代表される格付シャトーや、お値打ちの金賞メダルワインなどがあります。

でも、あまりその「味」に注目されることって少ないですよね。

ボルドーといえば…

ボルドーといえば…

きっと皆さんのイメージの中にも、「渋い」とか「硬い」という言葉が出てくるのではないでしょうか。

私自身、ボルドーワインと聞くと「フルーティー」というイメージよりも、むしろタンニンが前面に出たワインを想像してしまいます。

でも、ここで私が強調したいのは、ボルドーはとってもコスパに優れた美味しいワインがたくさんある地域だということ!そしてそれらは、食事ともよく合うのです!

というわけで今回のテーマは、

「食事と合わせて美味しいボルドーワイン」です。

そのためには、やっぱりワインと料理を合わせてみないと始まりません!
今回ご紹介するのは、ボルドー市の南側に広がるグラーヴ地区、その中でも特に良質のワインが生産される「ペサック・レオニャン」の赤ワイン、シャトー・ド・クリュゾーです。

地元ボルドーのレストランのお墨付き!

地元ボルドーのレストランのお墨付き!

ペサック・レオニャンはあのシャトー・オー・ブリオンもある大変な銘醸地ですが、メドックやサンテミリオンなどに比べるとマイナーで、あまり知られていないのが現状です。

でも実は、ボルドーのレストランで「どこのワインが一番多いの?」と聞くと、決まって答えはグラーヴ、あるいはペサック・レオニャン。つまりペサック・レオニャンは食事と合わせて美味しいワインなのです!というわけで、実際にお料理と合わせて検証してみましょう!

早速マリアージュ検証!・・・の前に、まずはクリュゾーのテイスティング。

濃い赤紫色の色調で、まだ若々しさが感じられます。香りにはブラックチェリーやカシスなどの果実とともに、とても特徴的でスモーキーなミネラル香が現れます。

この「スモーキーさ」はクリュゾーの特徴でもあり、ペサック・レオニャンの良質な赤ワインに共通する特徴でもあります。口に含むとチェリー系のジューシーな果実味が広がり、そして引き締まった酸がエレガントな余韻を形作っています。

これは料理との相性も良さそう!俄然期待が膨らみます!


マリアージュ検証は次ページへ!

キーワードは「スモーキーさ」と「引き締まった酸」

キーワードは「スモーキーさ」と「引き締まった酸」

写真:何と合わせようかな~♪

今回マリアージュ企画にご協力頂きましたのは、大阪市内にありますビストロ・フレンチの羽山料理店さん。

素材を生かした豪快かつ丁寧なお仕事をされる、今年で開業10周年の美味しい名店です!

本日合わせた料理はこちら↓

・ラタトゥイユ 
・人参のサラダ 
・サラミ ・オリーヴ 
・仔牛のバロティーヌ 
・子羊のコンフィ 
・フォアグラ 
・シャラン鴨のロースト バハラットスパイス

今回は前菜からメインまで全てクリュゾー1本で通してみました。

まず合わせたのがフォワグラ(ピンクペッパーを添えて)。フォワグラを一口食べて、そこにクリュゾーをくいっと流し込みます・・・

おお!
フォワグラの甘味が引き立ちます!
そしてちょこっと乗せたピンクペッパーのスパイシーさと、クリュゾーの煙草に似たスモーキーさが見事マリアージュ!
これはテンションが上がります!

続いて仔羊のコンフィ(本来オムレツに入れる具材とのことでしたが、特別に単体で出していただきました)。

お肉の旨みがギュッと凝縮したプロのお仕事です。いかにも合いそうな食材ですが・・・

むむ!やっぱり合いますね~!
クリュゾーのしっかりとした酸、そして石をなめるようなミネラル感がコンフィの油っ気をぬぐってくれ、さらに仔羊特有のクセのある風味を見事包み込んでくれました。

もう一品前菜で、ラタトゥイユを試してみました。

トマトベースのソースやパプリカなどと合わせると、こちらもイケます!

ただ、クリュゾー自体結構ボリュームのあるワインなので、野菜の触感を残した軽いタイプよりも、じっくり煮込んでとろりとしてきた位のほうが合うかもしれません。

そして今回試した中で一番相性が良かったのが、ボルドーでも親しまれている鴨肉。

今回合わせたシャラン鴨は血を残した鉄分の豊富なタイプでしたが、そのお肉の鉄分と赤ワインのスモーキーなミネラルが相まり、さらにジューシーな果実がとろりと口の中に広がって…

旨い!!

そう、このワインは酸がしっかりあるのですが、決して青臭くなく、十分に完熟した果実の美味しさが詰まっているのです!

今回使われていたソースは東洋のニュアンスのあるスパイスソースだったのですが、このスパイス感がワインに潜むハーブ香を引き出してくれていて、まさにマリアージュ!

そしてワインの引き締まった酸が脂のしつこさを消してくれるから、
また次のお肉が食べたくなって・・・
グラスに手が伸びて・・・
またお肉が・・・の無限ループ。

あっという間に平らげてしまいました!

お腹がいっぱいになったところで結論!

クリュゾーは食事に合います!特に肉料理!

ポイントはどうやら「スモーキーさ」と「引き締まった酸」、そしてスパイスやハーブとの相性がとても良い、ということです。

またクリュゾーは適度な重さがあって決して軽いワインではないのですが、その引き締まった酸のおかげか、食事疲れもほとんどなく、スイスイと飲めてしまいました。

食事を美味しく引き立たせてくれて、そしてワインの杯も進む・・・。
まさに食事と合わせて美味しいワインですね!

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公開日 :
2013/10/08
更新日 :
2013/10/10
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