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フランスで活躍する日本人シェフvol.2「KEI」(前編)
パリ マレ地区の路地に佇む日本人シェフのお店「KEI」。レストランレポート第2弾です!
by 株式会社モトックス
最終更新日:2017-02-10
第2回目は「Restaurant KEI」をご紹介
前回の「TOYO」に引き続き、世界で活躍する日本人シェフの店、
「Restaurant KEI」をご紹介いたします。
Restaurant KEI
パリ、マレ地区の路地に佇むレストランで、
一歩店内にはいると「シック」
という言葉がぴったりと当てはまる内装です。
シェフを初めて知ったのは、日曜日のお昼に放映される料理番組を
スイスの自宅で偶然見ていた時でした。
司会者のプティルノー氏が、フランス各地を旅し、
そこのシェフや食材、ワインのサプライヤーを訪問しながら、
お料理を紹介する番組で、ステラマリスの吉野シェフの後に、
パリで活躍する日本人シェフとして紹介されていました。
日本人にしては珍しく、短い金髪のシェフの顔がとても印象に残り、
一度お会いしてみたいな、食事をしてみたいな、と思ったのでした。
まずはアミューズから
席に着くと、アミューズが何品か運ばれてきます。
●赤紫蘇のグラニテ(シャーベット状の氷菓)
●アサリ
●グジェール(シューの皮)
●オニオンとサーディンのタルト
グラニテは甘酸っぱく清涼感があり、
アサリは若干のヨード感を残しつつ、
グジェールはブルゴーニュのそれと比べてはるかに軽く、
タルトレットの玉ねぎのクリームは口溶けよく、
サーディンで一気に引き締める味わい。
アスパラガス、イラクサ、アンチョビ
季節の野菜であるアスパラガスはグリーンとホワイトの両方。
そこにアンチョビの塩気、隠し味にポン酢ジュレが入っています。
この時期ならではの、グリーンピースも大粒で味が濃い!
スペシャリテ!
KEIでのスペシャリテ、シグナチャー(看板)の料理であるサラダ。
見た目が華やかで、あらゆるベビーリーフや食感の異なる
野菜が隠れていて、サービスされる際に、
「すべてかき混ぜてお召し上がりください」と言われます。
初めてKEI を訪れた2014年、混ぜるのを躊躇って、
順番に食べたっけ(笑)。
酸味、甘味、辛味に香ばしさのある泡のドレッシングは
やっぱり混ぜないといけませんね。
口に運ぶたびにあらゆる野菜の味わいと食感が楽しめ、
中にはダイス状のサーモンが隠れています。
『後編』に続く
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