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ワインパーティーをひらいてみよう
お家でワインパーティーするのってハードルが高い、と思っていませんか? 大丈夫です。コツをおさえれば、そんなに難しくありません。
by Wine-Link
最終更新日:2023-07-03
品数はあまり要らない
まずは、気が楽になる話を。
ワインパーティーで用意するお料理の品数は少なくて良いと思います。
ワインの仕入れでフランス、イタリアなどの家庭でのワインパーティーに参加させて頂いた事がありますが、日本に比べて、料理の品数が少ない事が多いのです。
まず、生ハムやスナックなど既成のつまめるものをつまみながら、スパークリングワインを飲んで、その後、サラダとパンをかたわらに、サブ的な1品と、メインが1品出てきて、
最後にデザートやチーズでしめる、というスタイルが結構多かったです。
写真:プレーンなパンに加えて、オリーブの入ったパンなどもおススメ
もちろん、国によって様々だし、そのスタイルを真似しないといけない、という訳ではないですが、日本のSNSでのパーティーの投稿を見ていると、品数が沢山な事が多いので、「色々造らないと!」、とプレッシャーに感じてしまっている方もいるのでは、と思います。
是非、『買ったもの(生ハムなど、パン、デザート)』+『シンプルなサラダ』+『2品』
で、始めてみましょう。
買い出しをお願いしちゃいましょう
ワインパーティーに行く際は、やはり何かお土産でも持っていかないと、と思われるゲストは多いと思います。ですので、みんなのその気持ちに助けてもらいましょう。
つまり、来られるゲストに、お土産のかわりにパン、チーズ、デザートなどをそれぞれの方にお願いしてしまうのです。
最初から役割として買い出しをお願いしてしまうと準備も楽になりますし、ゲストもお土産を何にしようか悩まずに済むという良さもあります。
写真:アペリティフや食後用にフルーツを買ってきてもらうのもナイス
自分でお料理やパン、デザートをぴっちり用意しておいて、その上で、ゲストの方がデザートなどを持って来て頂いてしまうと、どうやって出そうか、とか、食べきれないのに出さないのも悪いし、などあたふたとしちゃったりしますしね。
ただし、お呼びする方とまだそこまで親しくなかったり、目上の方だったりすると頼みづらい、という場合はあるかもしれません。
ワイン選びは 『泡+白+赤』を軸に
さて、ワインを何にするか、ですが、最初のうちは、ラインナップを決めるのも難しいかもしれません。
決める際の軸は、『スパークリングワイン+辛口白ワイン+赤ワイン』です。
3〜4人でしたら、この3本で良いと思います。そして、参加者が5〜6人になったら、スパークリングワイン1本+辛口白ワイン2本+赤ワイン2本にするのがベーシックな感じです。
もちろん、あくまでベーシックな提案なので、ここからどんどん自由にしていきましょう。全部スパークリングの会、なんかも楽しいものです。
(※その際は、泡がダメな人がいないか、確認要)
写真:都会方面から来る方にはチーズを頼もう
ワインには何を用意したら?
料理とワイン以外に何が要るでしょうか?
まずは、ワイングラスが要りますね。
絵的にずらーっとグラスが並んでいるテーブルを思い浮かべるかもしれませんが、最低大振りなグラスが一人につき一脚あったら大丈夫です。
スパークリングワインも最近は香りを楽しむために、すらりとしたフルートグラスを使わずに大振りのグラスを使う事も多いので、スパークリングワイン専用のグラスがなくても大丈夫です。
そして、ワインを冷やすワインクーラーと氷、布巾を用意しましょう。ワインクーラーがなくても大丈夫。大き目のボールやお鍋でも代用できます。
写真:取っ手の取れる鍋は生活感が出にくいです
大振りのサラダボウルをひとつ買っておくのも一つの案です。普段はサラダに使え、パーティーの時にはワインクーラーの代用になります。クーラーボックスを出してきても良いですね。
ソムリエナイフもお忘れなく!
まとめ
ワインパーティーをひらく際のコツをまとめると、
① 料理は
『買ったもの(生ハムなど、パン、デザート)』
+『シンプルなサラダ』+『2品』
で、始めてみましょう。
② お土産のかわりに、パンやチーズの買い出しをお願いしちゃいましょう。
③ ワインのラインナップは、
『スパークリングワイン+辛口白ワイン+赤ワイン』を軸に。
④ ワイングラス、ワインクーラー、氷、布巾、ソムリエナイフの準備をしましょう。
こんな感じになりますかね。
楽しい会になりますように!
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