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ワインクイズ2024 Vol.17 ポルトガル
空いた時間にクイズで楽しくワインの知識を身につけましょう! 今回は、ポルトガル編です。
by Wine-Link
最終更新日:2024-09-13
目次
土着品種の割合は何パーセント?
ポルトガルは土着品種、つまり昔からポルトガルの地で造られているブドウ品種の栽培比率の方が多く、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローなどの国際品種の栽培の方が少ないのですが、土着品種の栽培面積は、栽培面積全体の何パーセント位でしょう?
① 95%
② 85%
③ 75%
④ 65%
答えは①の『95%』です。
ポルトガルは、つい50年程前まで独裁体制により鎖国に近い状態でした。その為、国際品種のブームが世界各地に広がった時も、その影響を受ける事が無かった為、独自の固有品種が現在も多くを占めているのが特徴的です。
250種を超える土着品種があると言われ、ワインのプロでも覚えていない品種が沢山あります。
『ヴィーニョ・ヴェルデ』は日本語でどういう意味?
ポルトガル北西部、ミーニョ川の南に広がる地域で造られるワイン、『ヴィーニョ・ヴェルデ』は、ポルトガルを代表するワインの1つですが、『ヴィーニョ・ヴェルデ』を日本語に直すとどういう意味でしょう?
①爽やかな ワイン
②生命力に 満ち溢れたワイン
③緑の ワイン
④黄金の ワイン
答えは、③の『緑のワイン』という意味です。
『緑のワイン』というイメージが表すように、ヴィーニョ・ヴェルデはフレッシュで爽やかなワインです。
プチプチとした微発泡が楽しめる辛口の白が多いのですが、泡の無い爽やかな白、ロゼ、赤ワインも造られています。
ポートワインの生産地はどこ?
ポルトガルは食後酒としても楽しまれる事の多い、甘口の酒精強化ワイン、『ポート』が有名ですが、そのポートの産地はどこでしょう?
① A
② B
③ C
④ D
写真:それにしても、やっぱりポルトガルは人の横顔に見える
答えは、①の『A』です。
ポルトガル北部のドウロ地方で造られています。
造られたワインは産地を流れるドウロ川から運ばれ、河口の街、『ポルト』から輸出された為、『ポートワイン』という名前になりました。
ポートワインにはいくつか種類がありますが、代表的なのは甘く濃厚な赤ワインのタイプです。
ポルトガルの主要な黒ブドウ品種で無いのは?
次の中でポルトガルの主要な黒ブドウ品種で無いものはどれでしょう?
①アラゴネス
②バガ
③トゥリガ・ナショナル
④ボバル
答えは、④の『ボバル』です。
アラゴネス、バガ、トゥリガ・ナショナルはポルトガルで多く栽培されている黒ブドウ品種ですが、ボバルはスペインの黒ブドウ品種です。
ちなみに、『アラゴネス』はテンプラニーリョのポルトガルでのシノニムです。
ミーニョ地方の伝統的な仕立て方の名前は?
ポルトガルの北部、主にミーニョ地方で行われていた伝統的なブドウの樹の仕立て方は何と言う名前でしょうか?
①アリアゲ
②アルバンヌ
③アルジョス
④アコラージュ
答えは、③の『アルジョス(Arjoes)』です。
支柱に樹を絡ませる仕立て方で、ヴィーニョ・ヴェルデのブドウ栽培などに使われていましたが、現在では、棚仕立てや垣根仕立ての方が主流です。
今回は、ポルトガルについてのクイズでした。
如何でしたか?
また来週、新しいクイズをお届けします。
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