-
ワインクイズ Vol.12 ニュージーランド②
空いた時間にクイズで楽しくワインの知識を身につけましょう! 今回は、ニュージーランド編②です。
by Wine-Link
最終更新日:2025-03-26
目次

ニュージーランドの特徴として誤っているものは?
ニュージーランドワインの特徴を説明した文章として誤っているものはどれでしょうか?
①栓にスクリューキャップが広く使われている
②ソーヴィニヨン・ブランの栽培が盛んである
③日本人の醸造家が多く活躍している
④独自の新しい品種を多く生み出している。
答えは、④の『独自の新しい品種を多く生み出している』です。
ニュージーランドで栽培されているのは、ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・グリ、メルロー、リースリングなどの、メジャーな国際品種であり、独自の品種を交配して生み出そうという動きは大きくありません。
ソーヴィニヨン・ブランの栽培は全体の何%?
ニュージーランドで最も多く栽培されている品種はソーヴィニヨン・ブランですが、全体のどれ位を占めているでしょうか?
①90%
②75%
③60%
④45%
答えは、②の『75%』位です。
ソーヴィニヨン・ブランはもともと、フランスが主な栽培地でしたが、ニュージーランドで造られた華やかなソーヴィニヨン・ブランが人気となり、それに合わせて栽培量も75%程まで増えました。
ピノ・ノワールの人気も高まっているので、今後、その比率は変わっていくのだろう、とは予想します。
ソーヴィニヨン・ブランの栽培が有名なのはどの地域?
ニュージーランドの中でも、特にソーヴィニヨン・ブランの栽培が有名なのは、下記のどの地域でしょうか?
①マール ボロ
②マーティン ボロー
③スカ ボロー
④ボロ ーニャ
答えは①の『マールボロ』です。
マールボロはニュージーランド南島の東端に位置する産地です。
地理に恵まれ、穏やかな気候、十分な日照量が、豊かな果実味、程よい酸、品種の個性がよく表現されたワイン造りを可能にしています。

ボルドーブレンドで成功している産地は?
ニュージーランドの中でボルドーブレンドのワインが成功している産地は次のどこでしょうか?
①セントラル・オタゴ
②ネルソン
③ホークス・ベイ
④ギズボーン
答えは③の『ホークス・ベイ』です。
ホークス・ベイでは、メルローに加え、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランなどのボルドー品種を使った赤ワインが高く評価されています。

ニュージーランドの基礎を築いたのはどこの国からの移住者?
20世紀前半、ある国から移民が多くニュージーランドに渡り、ワイン造りの基礎が築かれました。どこの国からでしょうか?
①クロアチア
②スロヴェニア
③ブルガリア
④モルドバ
答えは、①の『クロアチア』です。
当時、クロアチアの経済状況は厳しく、その環境から、また、徴兵制から逃れる為、多くの移民がクロアチアからニュージーランドにやってきました。
彼らは祖国のワイン造りの技術・知識を元に、オークランド近郊を中心にニュージーランドのワイン造りの礎を築きました。
今回は、ニュージーランドからのクイズでした。
如何でしたか?
また来週、新しいクイズをお届けします。
お気に入りに登録しました
閉じる