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ワインクイズ Vol.35 イタリア③
空いた時間にクイズで楽しくワインの知識を身につけましょう! 今回は、イタリア編③です。
by Wine-Link
最終更新日:2025-09-11
目次
最も栽培量の多い黒ブドウ品種は?
イタリアで最も栽培量の多い黒ブドウ品種はどれでしょうか?
①メルロー
②カベルネ・ソーヴィニヨン
③モンテプルチアーノ
④サンジョヴェーゼ
答えは、④の『サンジョヴェーゼ』です。
イタリアは比較的、国際品種よりも、固有品種が主な国ですが、その中でも、黒ブドウでは圧倒的にサンジョヴェーゼが多く栽培されています。

イタリアの格付けで一番高いグレードはどれ?
イタリアの格付けの中で一番高いグレードであるのはどれでしょうか?
①IGT
②DOC
③DOCG
④VdT
答えは、③の『D.O.C.G.』です。
イタリアワインの格付けは、品質や産地の厳格さによって段階的に分けられています。
下から上へ順に、
▶VdT:いわゆる「テーブルワイン」。最も基本的なカテゴリー。
▶IGT:地理的表示付きワイン。地域名を名乗れるが、比較的自由度が高い。
▶DOC:産地・ブドウ品種・製法などが法律で定められたワイン。
▶DOCG:DOCの中でも特に厳しい基準をクリアした最上位。
つまり、DOCGはイタリアワインにおける「お墨付きの最高ランク」です。

白ブドウ品種はどれ?
下記のイタリアで使用されているブドウ品種の中で、白ブドウ品種はどれでしょうか?
①モンテプルチアーノ
②バルベーラ
③ネロ・ダヴォラ
④トレッビアーノ
正解は、④の『トレッビアーノ』です。
トレッビアーノはイタリアを代表する白ブドウのひとつで、フレッシュな白ワインから日常的なテーブルワインまで幅広く用いられています。
一方、モンテプルチアーノ、バルベーラ、ネロ・ダヴォラはいずれも黒ブドウ品種です。
『アマローネ』は、どんなワイン?
『アマローネ』とは、どのように造られたワインでしょうか?
①ブドウを早摘みして、酸を多く残したまま発酵させたワイン
②完熟したブドウを冷却して低温でゆっくり発酵させたワイン
③収穫したブドウを陰干しして水分を飛ばし、濃縮させた果汁で造ったワイン
④発酵途中でアルコールを添加して甘みを残したワイン
答えは、③の『収穫したブドウを陰干しして水分を飛ばし、濃縮させた果汁で造ったワイン』です。
収穫後のブドウを数か月間、風通しの良い部屋で陰干しし、水分を飛ばして糖度を高めます。そして、その後、完全に発酵させることで、力強く、深みのある辛口赤ワインになります。
北イタリアのヴェネト州を代表するワインであり、その代表的なものに『アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ』があります。
『バーニャ・カウダ』が有名な地方で造られるワインは?
『バーニャ・カウダ』が郷土料理として有名な地方で造られるワインはどれでしょうか?
①ガヴィ
②ソアヴェ
③フランチャコルタ
④キアンティ
答えは、①の『ガヴィ』です。
バーニャ・カウダは、オリーブオイルにアンチョビ、ニンニクを入れて煮込んだ温かいソースを野菜に付けて食べる、ピエモンテ州の冬の定番料理です。
4つの中で、ピエモンテ州で造られるのは、辛口の白ワイン、ガヴィです。
今回は、イタリアからのクイズでした。
如何でしたか?
また来週、新しいクイズをお届けします。
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