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白 ロゼ魚介のおかず
白子とネギと梅のグラタン
by 大橋 みちこ
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【材料 2人分】
- タラの白子 150g
- にんにく 1片
- ねぎ(白い部分) 1本分
- 梅干し 1個
- (今回は塩分10%のもので約10g)
- 生クリーム 100cc
- シュレッドチーズ 40g
- オリーブオイル 小さじ2
- 青のり 少々
- 塩 適量
- 胡椒 適量
作り方
ネギはしっかりと炒めることで素材が持つ甘味がググッと引き出されます。生クリームと梅の相性は抜群です。
- STEP01
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にんにくはみじん切り、ねぎは斜め薄切りにする。
- STEP02
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白子は塩をまぶしてぬめりを取るように洗って、ハサミで食べやすい大きさになるよう筋を切る。鍋に湯を沸かし、酒か白ワインと塩少々を加えて、ごく弱火で1分茹でて氷水に取る。ざるにあげてしっかり水気をきる。
- STEP03
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フライパンにオリーブオイルを熱し、①のにんにくを弱火で炒める。香りが出てきたら、ねぎと塩ひとつまみも加えてしんなりするまで炒める。
- STEP04
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梅干しと生クリームを加え、梅干しを潰すように軽く1分程煮て、胡椒をふる。
- STEP05
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耐熱の器に④を入れ、白子とシュレッドチーズをのせる。オーブンかトースターでこんがり焼き色がつくまで焼く。仕上げに青のりをふる。
“白子とネギと梅のグラタン”に合うワイン
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赤
合う白
泡
合うロゼ
オレンジ
一番のオススメはミネラル感とフルーティーさのある辛口ロゼワイン。
例えば、プロヴァンスやシチリアなど、海の近くで且つ温暖な気候の地域のもの。クリームの甘さと梅の酸味の塩梅に、ワインの風味が寄り添います。ミネラル感があるので白子と合わせても臭みが出ません。ロゼを選んだのは、梅との色合わせでもあり、白よりコクがある方が料理のボリューム感ともマッチするから。
白でも旨味があり濃厚な果実味のワインなら相性◉。特にブルゴーニュや海の近くのワインがオススメです。
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フランスロゼ辛口
シャトー・ド・ロムラード キュヴェ・マリー・クリスティーヌ プロヴァンス ロゼ
食卓に華やかな彩りを添える1本。南仏の避暑地ニースの近郊で造られる辛口のロゼ。スッキリとした口当たりが特徴で、地中海料理にはもちろんのこと、幅広い料理にマッチします。
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フランスロゼ辛口
ドメーヌ・ラフラン・ヴェロル バンドール ロゼ
リゾート地として知られるプロヴァンスの銘醸地バンドールのロゼ。魅力的なバラやオレンジの香り、滑らかな口当たり、フレッシュでいきいきとした果実の旨味が余韻まで楽しめます。
ミネラル感豊かなので白子の旨味に負けません!フルーティー且つフレッシュな果実味は、梅クリームの優しい甘酸っぱさとも相性抜群です。
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イタリアロゼ辛口
フェウド・アランチョ フェウド・アランチョ ロザート
輝くようなロゼ色。ラズベリー、ブラックベリー、赤い花などの香り。チャーミングなベリー系の果実味が一番の魅力で、フレッシュでスムーズな口当たりがとても親しみやすいワイン。
チャーミングな果実味は、梅の酸味が効いた甘酸っぱいクリームの風味とマッチ。ミネラル感もあるので白子の旨味も受け止めます。
口コミ
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レシピ開発者
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料理家・ソムリエ
大橋 みちこソムリエ(JSA認定)
「世界のワインと日本の食のマリアージュ」をコンセプトに
日本の「旬食材」や「食文化」を活かした
ワインに合う料理のレシピを考案。
ワインを楽しむ料理教室「マリアージュキッチン」や
ワイン会「ノムリエの会」主宰。
著書「おうちでワイン 料理とワイン 組み合わせメソッド」
(ぴあ)
ブログ「365日ワインのつまみ」
大橋みちこホームページ「MICHIKO KITCHEN」
- 公開日 :
- 2021/12/16
- 更新日 :
- 2022/03/08
フルーティーでコクがあるのでクリームやチーズのコクとうまくマッチしつつ、さっぱりした後味なので白子もスッキリ食べれます。