ワインクイズ Vol.41 アルザス②

アルザスはどこにある？

アルザス地方はフランスのどこに位置しているでしょうか？

　① A

　② B

　③ C

　④ D

答えは　③の『C』です。

アルザス地方はフランスの北東部、ドイツとの国境沿いに位置します。

冷涼で乾燥した気候がブドウ栽培に理想的で、リースリングやゲヴュルツトラミネールなど、香り高い白ワインの産地として知られています。

アルザス地方の気候は？

アルザス地方の気候は次のどれでしょうか？

　① 海洋性気候

　② 地中海性気候

　③ 大陸性気候

　④ 亜寒帯性気候









































答えは、③の『大陸性気候』です。

アルザス地方の西に連なるヴォージュ山脈が湿った風を遮るためフランスでも最も乾燥した地域のひとつ。

日照量が多く、夏は暑く乾燥、秋は涼しく、冬は寒い大陸性気候が特徴です。

クレマン・ザルザスに使えない品種は？

アルザス地方で造られるスパークリングワイン『クレマン・ダルザスCrémant d'Alsace』に用いる事ができない品種は次のどれでしょうか？

　① リースリング

　② ゲヴュルツトラミネール

　③ ピノ・ブラン

　④ ピノ・グリ









































答えは、②の『ゲヴュルツトラミネール』です。

クレマン・ダルザスで使用できるのは、リースリング、ピノ・グリ、ピノ・ブラン、ピノ・ノワール、オーセロワ、シャルドネの6品種です。

アルザスを代表する品種ではありますが、ゲヴュルツトラミネールとミュスカは香りが強すぎるためAOC規定で使用が認められていません。

シュークルートと相性の良いワインは？

アルザス地方の郷土料理『シュークルート』と特に相性の良いワインは次のどれでしょうか？

　① ピノ・ノワール　

　② リースリング
　
　③ ミュスカ　

　④ ゲヴュルツトラミネール









































答えは、②の『リースリング』です。

酸味のあるザワークラウトと豚肉の旨味に、フレッシュな酸をもつリースリングが見事に調和します。

爽やかな酸が脂を和らげ、料理の旨味を引き立てます。

セレクション・ド・グラン・ノーヴルとヴァンダンジュ・タルディヴはいつまで熟成させる？

セレクション・ド・グラン・ノーヴルとヴァンダンジュ・タルディヴは、ともに一定の時期まで熟成させる必要がありますが、収穫翌年のいつまででしょうか？

　① 4月1日

　② 6月1日

　③ 8月1日

　④ 10月1日









































答えは、②の『6月1日』です。

アルザスの甘口ワイン、ヴァンダンジュ・タルディーヴとセレクシオン・ド・グラン・ノーブルは、熟成によって香りと味わいを深めます。

AOC規定では、収穫の翌年6月1日まで瓶詰めできないと定められています。

今回は、アルザス地方からのクイズでした。

如何でしたか？

また来週、新しいクイズをお届けします。