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ワインクイズ Vol.44 ニュージーランド③
空いた時間にクイズで楽しくワインの知識を身につけましょう! 今回は、ニュージーランド編③です。
by Wine-Link
最終更新日:2025-11-14
目次
ニュージーランドの人口は?
ニュージーランドの国土面積は日本の8割ほどですが、では、人口はどれぐらいでしょうか?
① 500万人
② 1000万人
② 3000万人
④ 6000万人
答えは、①の『500万人』です。
ニュージーランドの人口は約500万人で、日本の約25分の1にあたります。
広大な国土に対して人口密度は低く、自然が豊かでゆったりとした暮らしが特徴です。
そのため、ブドウ栽培にも十分な土地があり、環境に配慮したサステナブルなワイン造りが発展しました。
ちなみに、羊の数は2500万頭ほどなので、人より羊の数の方が多い、というのは本当なのです。
ニュージーランド産のソーヴィニヨン・ブランと相性がよいのは?
ニュージーランド産のソーヴィニヨン・ブランと最も相性がよいと思われる料理は次のどれでしょうか?
① ラムチョップ
② 牡蠣のグリル
③ ビーフステーキ
④ チーズフォンデュ
答えは②の『牡蠣のグリル』です。
ソーヴィニヨン・ブランの爽やかな酸味とハーブのような香りは、海のミネラルを感じる牡蠣ととてもよく合います。
特にマールボロ産のソーヴィニヨン・ブランは、清涼感と果実味のバランスがよく、生牡蠣やグリルした牡蠣とのペアリングが定番として親しまれています。
ニュージーランドで1980年代に革命を起こした技術は?
ニュージーランドにて1980年代に品質の革命を起こした技術は何でしょうか?
①スクリューキャップの採用
②ステンレスタンク発酵
③オーク熟成の短縮
④野生酵母発酵
答えは②の『ステンレスタンク発酵』です。
1980年代、ニュージーランドのワイン業界ではステンレスタンク発酵が導入され、果実味を生かしたフレッシュな白ワインが可能になりました。
清潔で温度管理の容易なこの技術は、ソーヴィニヨン・ブランを中心とした品質向上に大きく寄与しました。
なお、スクリューキャップも品質保持に大きな役割を果たしましたが、その普及は1990年代後半から2000年代初頭のことです。
ウェリントンに近いワイン産地は?
北島の南端に位置し、首都ウェリントンに近いワイン産地はどこでしょうか?
① ワイララパ
② ホークス・ベイ
③ マールボロ
④ ネルソン
答えは、①の『ワイララパ』です。
ワイララパ地方は北島の南端、首都ウェリントンの北に広がる産地です。
『ワイララパ』という名前は、マオリ語で『輝く水』を意味します。
特にマーティンボロー地区のピノ・ノワールが国内外で高く評価されており、少量生産のブティックワイナリーが多く、個性的で質の高いワインを生み出しています。
ニュージーランドで最も古いワインの生産都市は?
ニュージーランドで最も古いワインの生産都市はどこでしょうか?
① オークランド
② ウェリントン
③ ネーピア
④ クライストチャーチ
答えは①の『オークランド』です。
オークランドはニュージーランドで最も古くからワイン造りが行われてきた地域です。
19世紀半ば、ヨーロッパからの移民によってブドウ栽培が始まり、特にクロアチア系移民がその発展を支えました。
現在もオークランド郊外には家族経営のワイナリーが点在し、伝統的なスタイルを守りながら、高品質なシャルドネやボルドーブレンドを生み出しています。
今回は、ニュージーランドからのクイズでした。
如何でしたか?
また来週、新しいクイズをお届けします。
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