ワインクイズ Vol.75 シャンパーニュ⑤

映画「プリティ・ウーマン」でシャンパーニュと一緒に食べていたのはハンバーガー?

by Wine-Link

最終更新日:2026-09-05

シャンパーニュのブドウ品種の説明で正しいのは?

シャンパーニュ地方のブドウ品種について説明した文章で、正しいものはどれでしょうか?

① ブドウ品種のひとつ、「ムニエ」は、かつて「ピノ・ムニエ」と呼ばれていた

② 主なブドウ品種である「シャルドネ」は黒ブドウ品種である

③ ボージョレで有名な「ガメイ」はシャンパーニュの主要品種である

④ シャンパーニュ造りに使えるブドウ品種は1種類だけと決められている









































答えは、①の『ブドウ品種のひとつ、「ムニエ」は、かつて「ピノ・ムニエ」と呼ばれていた』です。

シャンパーニュ造りを支える主要なブドウ品種は「ピノ・ノワール」「シャルドネ」「ムニエ」の3つです。

ちなみに、各品種には次のような役割・魅力があります
シャルドネ(白ブドウ): 爽やかな酸味とエレガントさ
ピノ・ノワール(黒ブドウ): 豊かなボディと骨格
ムニエ(黒ブドウ): 華やかなフルーティーさと、親しみやすいまろやかさ

これらを絶妙にブレンドすることで、あの奥深い味わいが生まれます。
(単一品種で造られる贅沢なシャンパーニュもあります)



「ブラン・ド・ノワール」とは?

「ブラン・ド・ノワール」とはどんな種類のシャンパーニュでしょうか?

① ロゼのシャンパーニュ

② 甘口のシャンパーニュ

③ 黒ブドウから造られる白

④ オーク樽熟成のもの









































答えは、③の『黒ブドウから造られる白』です。

「ブラン(Blanc)」は白、「ノワール(Noir)」は黒を意味するフランス語で、「黒ブドウだけで造られた白いシャンパーニュ」のことです。

ピノ・ノワールやムニエといった黒ブドウを使用しますが、果皮の色が果汁に移らないよう、収穫後に素早く丁寧に圧搾することで美しい透明感のあるシャンパーニュに仕上がります。

黒ブドウ由来のふくよかなコクや豊かな味わいが特徴で、白身のお肉料理や旨味のあるお魚料理、和食などとも相性抜群です。


「プリティ・ウーマン」でシャンパーニュと一緒に登場するのは?

映画「プリティ・ウーマン」で、シャンパーニュと一緒に登場する食べ物は何でしょうか?

① チーズ

② チョコレート

③ イチゴ

④ ハンバーガー








































答えは、③の『イチゴ』です。

リチャード・ギア演じる実業家のエドワードが、高級ホテルのスイートルームでジュリア・ロバーツ演じるヴィヴィアンにシャンパーニュを注ぎ、「味が引き立つから」とイチゴをそっと添える印象的なシーンです。

イチゴに含まれる心地よい酸味と甘みが、シャンパーニュの繊細な泡立ちや爽やかな酸味と見事にマッチします。

あのシーンが印象的過ぎて、シャンパーニュについついイチゴを添えたくなるのは私だけでは無いはず。


シャンパーニュはどの製法で造る義務がある?

「シャンパーニュ」と名乗るには、どの製法で造ることが義務づけられているでしょうか?

①カーボネーション方式(炭酸ガス注入)

② シャルマ方式(密閉タンク発酵)

③ マセラシオン・カルボニック(炭酸ガス浸漬)

④ 瓶内二次発酵方式(トラディショナル方式))










































答えは、④の『 瓶内二次発酵方式』です。


シャンパーニュは、ベースとなるワインをボトルに詰めたあと、もう一度瓶の中でゆっくりと発酵させて炭酸ガス(泡)を生み出す「伝統的な製法」で造られています。

大きなタンクで一気に造る一般的なスパークリングワインと比べ、膨大な手間と時間がかかりますが、それによってきめ細やかで絹のように滑らかな泡立ちが生まれます。

さらに、瓶内でじっくり熟成させることで、トーストや焼きたてのパンのような香ばしく奥深い味わいが与えられます。あのエレガントで特別な美味しさは、この手間暇かけた製法から生まれているんですね。

シャンパーニュ1本にどれぐらいの量のブドウが必要?

シャンパーニュ1本(750ml)を作るのに、どれくらいの量のブドウが必要でしょうか?

① 約0.75㎏

② 約1.2㎏

③ 約2㎏

④ 約5㎏









































正解は、②の『約1.2㎏』です。

一般的なワインに比べ、シャンパーニュは1本あたり多くのブドウを必要とします。

シャンパーニュ委員会によると、1本のシャンパーニュを造るのに必要なブドウは約1.2kg。これは、一般的なブドウの房に換算すると、だいたい3〜4房分に相当します。

その理由の一つが、シャンパーニュならではの厳しいプレス(圧搾)の規定です。

収穫したブドウは房のまま、ゆっくりとやさしく圧搾。最初に得られる「キュヴェ」と、その後に得られる「タイユ」に果汁を分け、強く圧搾して得られる果汁などはシャンパーニュには使用しません。

こうした贅沢ともいえる造りが、シャンパーニュの繊細でエレガントな味わいを支えています。


今回は、シャンパーニュからのクイズでした。

いかがでしたか?
少しでもワイン時間が楽しくなるヒントになれば嬉しいです。

それでは、また次回のクイズでお会いしましょう!



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制作者:山崎 久美子
・ソムリエエクセレンス(JSA認定)
・SAKE DIPLOMA(JSA認定)
・DIPLOMA LEVEL 3(WSET認定)

ワインの輸入商社にて、バイヤーを経験。
現在は、ワインのなんでも屋。

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公開日 :
2026/09/05
更新日 :
2026/09/05
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