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内容 | クローンの異なるピノ・ノワール、シャルドネの試飲により、クローンの個性に迫ります。ピノ・ノワールの代表的なクローン667、777、828、943、Swan、Calera、Pommard、828Faux、Abel、MV6、シャルドネの代表的なクローン95、96、124、277、1066、Wente、FPS6、FPS15、Mendoza等、話題となっているフランスと新世界のクローンの系譜を説明します。 クローンとともにワインの栽培において欠かせないのは台木です。19世紀、新大陸に生息していたフィロキセラは、ヨーロッパに侵入しブドウ畑に壊滅的な被害をもたらしました。様々な対処法が論じられましたが、採用されたのはアメリカ系ブドウ樹に従来のワイン用ブドウを接木することでした。これによって、従来の味わいを損なうことなくフィロキセラ耐性をもつブドウが生産可能となりました。ヨーロッパでしか作れなかった苗木が様々な土地で栽培可能となり、ワイン産業の多様性に貢献しています。RG、101-14、3306C、3309C、Schwarzmann、1103P、110R、5BB、5C、SO4、420A、161-49、Gravesac、16-16C等の台木の特性とその歴史について解説します。 このほか、ウイルス、ブドウ樹の輸入について詳述します。 <講座をお勧めする人> クローンのテイスティングを極めたい人、ワイナリーやブドウ園の立ち上げを考えている人、ブドウの生態をもっと知りたい人向けの内容です。 <提供ワイン> 単一クローンで作られたワイン |
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開催日 | 2023年6月29日(木) |
開催時間 | 19:00~21:00 |
場所 | アカデミー・デュ・ヴァン 青山校 |
会費 | 9,900円(税込) |
その他 | 講師:日向理元 |
詳細 | https://www.adv.gr.jp/curricula/detail/14177 |