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ジビエに合うワイン
by 株式会社モトックス
最終更新日:2014-11-06
目次
ジビエに合うワイン
すっかり肌寒くなってまいりました。
秋といえば、ジビエ!!
ジビエとは狩猟によって捕獲された野生の鳥獣のこと。一般的には「カモ」「ハト」「キジ」「シカ」「イノシシ」「ウサギ」などなど。
レストランでは、これらの食材を使ったお料理がメイン料理として出始めます。
では、レストランでジビエをオーダーしたら・・・
せっかくの季節食材ですもの、お好みはあると思いますが、レストランでぜひオーダーしてみてください♪
では、その時にどんなワインを選べばいいのか・・・私たちが検証しました!
いざ検証
私たちがよく目にする食材として
「カモ」「シカ」を中心に、ローストや煮込み、カルパッチョなどにさまざまな赤ワインを合わせてみました。
10名であーだこーだ
10皿近くのお料理と10アイテムの赤ワイン。これ、全部試しました。
2チームに分かれて半分に分けましたが、私はレポートをまとめないといけませんので、すべて口にしました・・・はい、ひたすら肉、肉、肉 ‼
肉に始まり肉で終わる。
なんとも贅沢なようで過酷な時間。
私この日でタンパク質をかなり十分摂取できたと思われます。
さて、結果は
10種類のワインのうち、ジビエ料理と合わせていただきやすいワインを5つご紹介します!
結果は次のページで☆
フランス(1)
「コート・デュ・ローヌ
キュヴェ・アンティーク
ヴィエイユ・ヴィーニュ」
ステンレスタンク熟成ですが、古木からできるブドウで造られる旨味と綺麗な果実味のローヌ。タンニンはきめ細かく綺麗な酸と旨味のバランスが良いです。
とくに鴨にぴったりのこのワイン。
どこか柑橘のニュアンスのあるこのワインに、鴨にフルーツソースを使ったものとの相性は抜群!
フランス(2)
「サヴィニー・レ・ボーヌ
レ・ピマンティエ」
透明感のあるイチゴやラズベリーなどの果実のアロマに凝縮感と骨格のあるワイン。
やはりセオリー通り、鴨に合います。
ローストでも煮込みでもどちらでも鴨の旨味とマッチします。
鴨ナスでも合わせてみましたが、鴨はもちろんのこと、ナスの旨味にも合わせられるのもいいですね。
イタリア(1)
「ヴァルテッリーナ・スペリオーレ
コスタ・バッサ」
ピュアなベリー系の果実味と滑らかな舌触り。
旨味とミネラル感があり、丸みのある口当たりに繊細さを感じるワイン。
このワインには鴨、鹿や牛の熟成肉、薄切りなど肉のボリュームが強すぎなければ、とても合わせやすいです。
肉とワインのそれぞれのワインがマッチし、ワインのピュアな果実味が引き立ちます。
イタリア(2)
「マウルス」
カシスのような完熟した甘みを感じさせる果実香。
ふくらみのあるボディと引き締まるタンニンと酸のコントラストが美しいワイン。
鴨に合うイタリアワイン!フリウリのメルローです。肉の噛み応え、旨味、鉄分に非常に良く合います。
仔羊や、秋の添え物としてのキノコとも美味しくいただけます。秋にぴったりのワインです。
ニューワールド
「セレシン・エステイト レア
ピノ・ノワール」
ワイルドベリーなどの果実のニュアンス。香り高いアロマとしっかりと凝縮感のあるボディ。完熟果実味と芯のある酸がエレガントに仕上がっています。
仔羊、鴨、ほろほろ鶏など幅広く合ったのがこのワイン。
ジューシーで滑らかな飲み口と程よい酸が、肉に合わせるとボリューム感もマッチし、旨味を引き出し、後口もさっぱりとさせてくれます。
ジビエとワインをお楽しみください。
ジビエとワイン、一見難しく考えられがちですが、これらを参考にぜひレストランやご自宅でお楽しみください。
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