南イタリア サレントより、ワインに込めた愛よ日本に届け!

イタリア・ワイナリー・レポート

by 株式会社モトックス

最終更新日:2015-10-28

ワインが眠るカンティーナ見学へGO!
ワインが眠るカンティーナ見学へGO!

再び、てんどーねです。
収穫真っ最中の南イタリア、サレントに来ております。
前回の収穫レポートに続き、カンティーナの見学へ・・・

ワイナリーオーナーのアルチビアデ伯爵が出迎えてくださいました。
「ようこそSignorina!!」
(アラサーのワタクシ、まだまだ“シニョリーナ《お嬢さん》”です。なんと粋な伯爵でしょう。素敵です☆)
そうです、コンティ・ゼッカは伯爵家が経営するファミリーワイナリーです!

大樽が鎮座するセラーや地下のバリッカイア(225Lサイズのバリック樽が置いてある地下の蔵)にもお邪魔します。
温度&湿度コントロールされたお部屋の中はひんやり、ほんのりワインの香りが漂う空間です!!
数ヶ月〜数年をこの樽の中で過ごしたワインたちを飲めるのはいつなのでしょうか!?

白ブドウの「除梗」現場に遭遇!

収穫シーズンのワイナリーでは、実は常に慌ただしい雰囲気。
それぞれの畑から収穫したてホヤホヤのブドウがひっきりなしに運ばれて来ていました。
カンティーナ見学後に表に出るとちょうどマルヴァジア・ビアンカ種が到着!
ワイナリーに着いたブドウはこれからどうなるのでしょう・・・

せわしなく動くトラックをとえきれず、シャッターチャンスを完全に逃しましたが、機械で収穫されたブドウはこんな感じでトラックに摘まれてワイナリーに運ばれ・・・

白ブドウの場合は、このようにすぐに除梗マシンにかけます。
ブドウの茎、梗と実の部分が分けられるのですね。 ほぉ〜なるほどー。

マシンを通って梗の部分だけが出てきました。

あら〜本当にキレイに取れてますね!
ちなみに実の方は破砕され、カンティーナで圧搾(プレス)、その後醗酵へと工程が進んでいきます!

エノロゴもITを駆使!?
エノロゴもITを駆使!?

コンティ・ゼッカのエノロゴであり、総合責任者のアントニオ・ロマーノ氏を発見。
お仕事中かと思いきや、何やら屋外でスマホをいじいじ・・・

と思ったら、今週のお天気を入念にチェック中・・・
「収穫スケジュールを立てるのに重要な情報なんだよ〜!風向きなんかもチェックするね。けどこれ無料アプリだから時々広告が出て来て数秒間止まるんだよねーハッハハ〜」、とロマーノさん・・・。
もちろん、最終的には実際のブドウの成分分析やその他の条件によって収穫予定が決まりますが、無料のお天気アプリもこんなところで一役買っていたとは・・・意外でした。笑

いつもお世話になってます。
いつもお世話になってます。

こちらは日本の市場を担当しているクリスティーナさん。
ワインの輸出手配やプロモーションなども担当されているそうです。
「ぃやぁ、いつもお世話になってます! 
 日本のお客さんに向けて何かメッセージをいただけますか?」
と、何気なくてんどーねがお願いしてしまった問いに、彼女は相当(10分くらい?)考え込んでくれました・・・笑
なんでも、もう何年も日本市場を担当しているのに、ワイナリーを訪れるツアーのお客様以外は日本の消費者に一度も会った事がないそうです。(!!!)

『日本の皆様、いつもコンティ・ゼッカワインを楽しんでくれてありがとうございます!カンティーナでいつかみなさんにお会い出来る事を心待ちにしております。

・・・・

恵み溢れる美しいサレントより、愛を込めて!!』(ドヤ顔☆)

と、ちょっぴりシャイな彼女は、100点の優等生コメントをくれました。

収穫体験にて畑で出会った人々も素敵でしたが、ワイナリーを支えるスタッフも、それぞれお茶目でシャイで、ハートフルな皆さんでした。

なんだか、これからコンティ・ゼッカワインを飲む時は彼らの笑顔を想像しながらより一層美味しく頂けそうです。
なにせ、愛が込もっていますからね!

投稿者

  • てんどーね

    ドイツ在住のアラサー女子。
    ワイン輸入商社勤務を経て、イタリア、日本、イギリスにてワイン資格取得に励むも、現在はノムリエ化。泡モノ好き。
    最近は苦手な料理にもトライし始め、マリアージュを意識。一人家飲みもそこそこ、楽しい。

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公開日 :
2015/10/22
更新日 :
2015/10/28
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