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世界のワイナリーから 2017/01/31 by 株式会社モトックス トスカーナワイン サンジョヴェーゼとお肉の美味しい関係
トスカーナのワインと言えば、サンジョヴェーゼ種を主体とした『キャンティ』や、『ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ』!今回はこの『ワイン』と『お肉』の美味しい関係について迫ってみたいと思います。

トスカーナといえば

皆様こんにちは!日々おいしくワインをいただくKと申します。

少し前のことなのですが、私はイタリアのトスカーナに行ってきました。

トスカーナはイタリア中部の州で、ルネサンスの中心となった州都フィレンツェをはじめ、ピサやシエナなどの古都もあり、観光地として大変有名です。

さて、そんなトスカーナのワインと言えば、サンジョヴェーゼ種を主体とした『キャンティ』や、『ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ』!

そして美食と言えばキアナ牛をはじめとしたお肉の数々!

今回はこの『ワイン』と『お肉』の美味しい関係について迫ってみたいと思います。

サンジョヴェーゼ

トスカーナで栽培されているワイン用ブドウ品種『サンジョヴェーゼ』は、その特徴として良く言われるのが豊かな酸味です。

一言で『酸味』と言っても感じ方は人それぞれですが、私は「トマトに似た酸味だなー」といつも思います(あくまで主観です)。

繊細で、チェリーのような赤い果実の香りがあり、一本ピシッと芯が通ったような品の良さも感じます。

そしてスパイシーで、鉄分を感じる味わいです。

レアに焼き上げた『ビステッカ』

ご覧くださいこの見事なまでのレア感!
これはフィレンツェで食べた『ビステッカ』(Tボーンステーキ)ですが、トスカーナでは特に牛肉はレアめの焼き加減で出てくることが多いです。

上述の通り、サンジョベーゼには鉄分のニュアンスを感じます。
なので、血の滴るようなレア肉との相性が抜群なんです!

実際に現地で食べると感動でした…。是非レア肉にサンジョヴェーゼのペアリングをお試しいただければ幸いです。

そのほかトスカーナで食べられているもの

写真はトマトソースの『タリアテッレ』(パスタの種類で、きしめんのような長くて平べったい形)です。
トスカーナでは、牛肉以外に、サラミや生ハムの盛り合わせ、トリッパ(牛の2番目の胃)、ブルスケッタなどが良く食べられます。

使用される食材はお肉とともにトマトも多いのですがトマトの酸味もまた、サンジョヴェーゼには良く合います。
写真はトスカーナの内陸部にあるワイナリーを訪問した際に振る舞ってもらったローストした子羊。

トスカーナでも内陸の方にはとくに昔と変わらない景色が広がっています。

羊が放牧されており、至る所で見かけることから、この地域においては牛や豚だけでなく、羊も重要な役割を果たしてきたのだとうかがい知ることができます。

勿論、羊もサンジョヴェーゼにぴったりです!

おすすめのワインは?

さてここまで料理とワインの相性を見てきましたが、数あるワインの中から、今回はモンタルチーノ地区のおすすめワイナリーのワインを次でご紹介します!
「モンタルチーノの街」

『リジーニ』

代々モンタルチーノの地で暮らしてきたリジーニ家。 その歴史は古く、長い年月の中で脈々と受け継がれてきたワイナリーは、今では「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」のトップ・ワイナリーの一つとして君臨しています。

過去の栄光に驕らず、時流に身を任せることもなく、伝統と品格に誇りを持ち、スタイルを貫く。2000年代に入りイタリアワインが世界的に売れ出した時でも、イタリア中の生産者が生産量を増やしたり値上げしたりと儲けに走った中で、あくまで自分達のポリシーを貫き通してきました。 そのワインには凛とした風格が存在しています。

サン・ビアジョ

ブルネッロは造ることを許されている地域が限られます。このワインはブルネッロのすぐ隣の区画で造られる、限りなくブルネッロに近いカジュアルなワインです。
熟成に樽を使用しないため、サンジョヴェーゼのピュアな味わいを余すところなく味わえます。

繊細なワインではありますが、王者の風格を間違いなく感じる1本です。

シンプルな味付けのレアに仕上げた肉にピッタリです。

ロッソ・ディ・モンタルチーノ

ロッソ・ディ・モンタルチーノはブルネッロ・ディ・モタルチーノの格下にある銘柄。現地では「ブルネッリーノ」とも呼ばれ親しまれているワインです。

ロッソ~と、ブルネッロ~との違いはその熟成期間にありますが、バランス良く、早くからパフォーマンスを発揮してくれます。

完熟したイチゴや、焼き栗のようなニュアンスがあります。
気品あるサンジョヴェーゼで、柔らかな余韻を感じます。

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ

4年以上の熟成を経てからリリースされるブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、ピエモンテ州の『バローロ』と並んでイタリアワインの王様と言えます。

リジーニが造るブルネロは伝統的な造りで、しっかりした骨格とミネラルを感じ、あくまで上品です。
余韻は美しく、最後まで口の中に味わいが広がります。

レアなお肉はもちろん、煮込み料理や、野性味を感じる料理が合うでしょう。
もし用意ができればブルゴーニュ用のグラスで召しあがって頂きたい1本です。

サンジョベーゼに合う料理

今回はモンタルチーノのワイナリーをご紹介しましたが、もちろんキャンティもお肉にぴったりです。

サンジョヴェーゼ種は酸味が高いワインで、奥深い味わいを持ち、知れば知るほど楽しくなります。

皆様も是非、お肉やトマトと合わせて楽しんでいただきたいとおもいます!