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ワインのある生活 2017/06/05 by 株式会社モトックス ドイツのスーパーマーケット ワイン売り場見聞録
心地よい夏を迎えるドイツ。屋外でカジュアルワイン片手に楽しむ人々をみて、さぞスーパーのワイン売り場も賑わうであろうと、調査してきました!

お天気パニックな時は、ピクニックで外飲み!

(長めの文章ですから時間のある時にお読みくださいね)
どうもこんにちは、長い冬眠から覚めました、ドイツのアラサー女子てんどーねです。
こちらでは極寒の冬が明け、ようやくつかの間の心地よい夏がやって来ておりまして、お天気の良い日も増えてきました。

同じくアラサー女子のドイツ人の友人曰く、ドイツ人は天気がいいと
「あぁー!こんなに天気がいいんだから今のうちに外に出ないとぉぉーー!太陽浴びないとぉぉぉーー!!」(と発言する彼女、目がわりとガチ)
と軽くパニック気味になるのだそう。

俄には信じ難いカミングアウトですが、てんどーねにしてみれば夏場の外出、といえば女子の大敵・紫外線のふり注ぐ灼熱の荒れ野に繰り出し、日焼けやシミとの闘いに挑むようなもの。
それを、まさか太陽を浴びたいパニック、だなんて・・・
しかし一年の8割(言い過ぎ??あくまで主観です、ハイ。。。)は灰色の雲に覆われたどんより天気の国なので、ここぞというハレの時を逃したくない気持ちは分からんでもない、か・・・。

彼女の言う通り、この時期お天気の良い日はオープンカフェがいつも満席。アフター5ともなると通りは人・人・人だらけ!
みなさんビールにワインにを両手に抱えて外に繰り出し、22時頃まで沈まない太陽をエンジョイされております。
てんどーね行きつけの(?)ライン川沿いの公園は、夕方には歩くスペースにも困るくらい、ピクニックで外飲みを楽しむ老若男女で混み合っているのであります。
なるほど、お天気パニック症候群は外飲みでスッキリ解消☆ということですね!
友達や恋人同士で夕焼けの公園にワイングラスを傾けながらピクニック・・・ぃやぁ、実に楽しそう&微笑ましい。。。(平静を装いながらもてんどーねの心では羨望と嫉妬が交錯・・・)

おまとめ買いセール?! いぇいぇ、“ハコ買いセール”です

ということで、前置きが長くなりましたが、要するには野外飲み需要が増すこの時期、手軽に楽しめるカジュアルワインがとっても売れているだろう、となればスーパーマーケットのワイン売り場がアツイのではないか?!というのがてんどーねの調査の「企み」であります。

斯くしててんどーね、ちょうどワインのセール広告が入っていた郊外の大型スーパーマーケットに行ってみることに。

・・・。
ど〜〜〜ん!!!
入り口入ってすぐの場所にワインがケースごと堂々と山盛りに!!!(衝撃!)
店頭陳列がパレット単位、、、そしてプライスカードには
「1ケース(6本)のお買い上げで1本あたり○○ユーロ!!」

てんどーね心の声:ぇ、けど1本しか買いたくない時はいくらなの?!(←書いてない)
他のお客さんはみんな躊躇することなく箱ごと普通にお買い上げ・・・あの人は12本も一気に買ってるから、きっと大家族なのかしら・・・
というかここ(入り口付近)からレジ(出口付近)までこのケースをずっとカートに入れて自分で運ぶの、地味に結構重いですが・・・

・・・等々、多少の謎は残るものの、何はともあれ注目すべきはその価格。

どのワインも1本あたり2ユーロ〜3ユーロ台後半で、ドイツやイタリア、スペイン、フランスなどほとんどがヨーロッパ産のワイン。

てんどーねがこの大迫力陳列とお手頃価格に圧倒されている数分の間にも、陳列パレットからは次々にワインのケースが消えていったのでありました。
(※この日は平日の夕方)

テイクアウトに便利なミニボトルも豊富なラインナップ

セール売り場を後にし、今度はメインのワイン売り場へ。初っ端のインパクトが相当大きかったので、期待が膨らみます、ドキドキ
さすがは大型スーパー、ワイン売り場が結構広い!


しかし・・・あれ??あんまりお客さんの姿が見えないような。。。
豊富な品揃えですが、やはりメインの価格帯は2ユーロ台〜5ユーロ台まで。
商品を棚ごとにじっくり吟味していると、てんどーねある事に気付きました。
ハーフボトル・小容量ボトルの品揃えが充実し過ぎです!!
気になって一つ一つ数えてみると全部で50種類以上のハーフ・ミニボトルが!!
(鼻息荒くワイン棚の前で日本語で数を数えていると、途中で他のお客さんに怪しい目で見られ始めたので志半ばで断念。。。でも50までは数えましたヨッ!!)

なるほど小容量ボトルの需要がなかなかあるみたいです。

現場に張り込むこと20分・・・驚きの数字が明らかに!

さて、お日にち変わってとある金曜日の昼さがり、本日はてんどーね、別のスーパーに来ております。
今回の潜入先は、住宅街にある小中規模のデイリースーパー。位置づけ的にはディスカウントスーパーでもなければ高級スーパーでもない、まさに毎日のお買い物に最適なスーパーで、てんどーねも実はヘビーユーザーの一人。

特にワインに力を入れているという印象はないのですが、売り場はこんな風に小綺麗な感じ。
ワインの価格もメインが2ユーロ台〜3ユーロ台後半と、先日と同じ様な感覚です。
しかし気がつくと結構みなさん、ワイン買ってますね〜
先日の大型スーパーのように箱買いではありませんが、おおむね2本単位で購入する人が多い模様。
ここで少〜し売り場を観察してみることに。。。


♪〜♪〜〜♪(—しばらく店頭のBGMをお楽しみください−)♪〜♪〜♪〜〜


※20分経過※
結果、てんどーねの20分間の張り込み中、なんと16本ものワインがお客さんのカートの中に収まっていったのであります!!
(狭くてオープンなワイン売り場に20分も居座るのはなかなかの度胸が必要でした・・・)
つまり平日の昼間に5分間で平均4本ものワインが、なんの変哲も無い(=セール等なし)スーパーのワイン売り場から売れている、ということ!!
これは日本のスーパーの従業員さんからするとかなりキタ——−!!!という状況ではないのでしょうか。(これまた言い過ぎ??)

スーパーにだって、お手頃BIOワイン有り〼

BIOブームな今日のドイツで外せないのがビオワイン。
もちろんスーパーにも沢山品揃えされていました、しかもお手頃価格で☆★
そしてよくよく見ると最近見かけることの多くなったヴィーガン認証マークも入ってました。

ちょっと背伸びして、5ユーロワイン!!(ドヤ顔)

ん〜・・・驚きに満ちた今回のワイン売り場潜入企画。
やはり日本とは決定的に価格がお手頃、そしてお客さんはみんな「普通に」気張らずにワインを買ってるなぁ、というのが印象的でした。
大体のスーパーマーケットでワインの価格は2ユーロ〜3ユーロ台がメイン。。。
ここだけの話ですが、たま〜にてんどーねがホームパーティーにお呼ばれした際、
「このワインね、〇〇(スーパー)で5ユーロもしたのよ!(だから美味しいハズ!お飲みなさいッ!!)」
と誇らしげにワインボトルを掲げる友人への対応に躊躇していたのですが、これは日本の値段感覚を以て解しては大変な間違いであった、という事になります。(反省!)
そう、彼女はわざわざいつもより高いワインを買って来てくれたのですから。
「ありがとう!」(と次回からは素直に言えます!笑)

まだまだ奥が深そうなスーパーワインの実態・・・しかし第2弾を企画する前に、怪しまれずに売り場に長居するコツと度胸を養う必要がありそうです。笑

投稿者

てんどーね

ドイツ在住のアラサー女子。
ワイン輸入商社勤務を経て、イタリア、日本、イギリスにてワイン資格取得に励むも、現在はノムリエ化。泡モノ好き。
最近は苦手な料理にもトライし始め、マリアージュを意識。一人家飲みもそこそこ、楽しい。