アメリカ カリフォルニア

スターレーン ヴィンヤード

ゴルフファン必見のワイナリー

1280 Drum Canyon Rd. Lompoc, CA 93436, USA

サンタ・バーバラを代表するボルドー品種の名手

サンタ・バーバラを代表するボルドー品種の名手

写真:2010完成の醸造所内

スターレーン・ヴィンヤードは1996年にカリフォルニア州サンタ・バーバラの最東端、サンタ・イネズ・ヴァレーにディアバーグ夫妻によって設立されました。ディアバーグ夫妻は、1970年代からミズーリ州でワイン造りを行ってきましたが、このワイナリーを設立し、世界的なボルドーブレンドを生み出すことを目指しました。現在、スターレーンブランドからはボルドー品種、ディアバーグブランドからはブルゴーニュ品種のワインを生産し、テロワールを表現した魅力的なワインを提供しています。
【初ヴィンテージ2005年による成功】
スターレーンブランドは初のヴィンテージであるカベルネ・ソーヴィニヨン2005年を通じて、プロ向けのブラインド試飲で高い評価を受け、瞬く間に人気を博しワイン業界で伝説を築きました。このブラインド試飲は2007年から2008年にかけてアメリカ各地で実施され、121人のソムリエやワイン関連の専門家がテースティングに参加しました。サンタ・イネズのポテンシャルを示すために、当時無名だったこの地のワインを世界的に有名なナパ産ワインと比較するものでしたが、初のヴィンテージである2005年のカベルネ・ソーヴィニヨンは他を圧倒し、最高評価を獲得したのです。
その実力はソムリエを魅了し、2008年から2015年にかけてはゴルフの四大大会の一つであるマスターズが開催されるオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブでワインが提供されるなど、注目を集めることとなります。
スターレーンの自社畑が広がるサンタ・イネズ・ヴァレー最東端の土地は、気候、土壌環境、標高が他のサンタ・バーバラ州のワイン産地と異なり、ボルドー品種にとって最適な条件を備えていることが高く評価され2009年には「ハッピー・キャニオン・オブ・サンタ・バーバラ」AVAとして認定され、約230ヘクタールのブドウ畑が栽培されています。スターレーンはその中でも最も標高の高い地区に位置し、最大の生産者として96ヘクタールの敷地を所有しています。

世界的なボルドーブレンドを造りたいという夢を実現させた

世界的なボルドーブレンドを造りたいという夢を実現させた

写真:オーナー夫妻

銀行業で成功を成したオーナーのジム&マリー ディアバーグ夫妻はスターレーン、ディアバーグブランドを産み出すずっと以前からワイン造りを行ってきました。
その歴史は1970年にさかのぼり、地元でもあるアメリカ東部ミズーリ州でワイン造りをスタートさせました。ミズーリ州は禁酒法が施行されるまでアメリカ産ワインの最大の供給産地であり、ワイン産業も進んでいましたが禁酒法解禁後この地でのワイン造りは衰退。カリフォルニア州にその市場を奪われていました。
ディアバーグ氏はまずそんな歴史の中で傾きかけたアメリカで最も古いワイナリー「ハーマノフ醸造所」を購入し再建させました(現在も東部でワイン造りを行い東部で人気の高い蔵として知られています) しかしこの地は冷涼で湿気が多い為、ハイブリッド種やドイツ系品種の栽培が中心で、かねてよりボルドー品種をこよなく愛するディアバーグ氏が目指す国際品種の栽培には適していませんでした。 そこで、氏はボルドー、ナパと世界各国のボルドー品種の栽培に適した産地を10年もの月日をかけて捜し回り、運命の地サンタ・バーバラ州に出会いました。こうして、1996年にサンタ・バーバラ州サンタ・イネズ ヴァレーでのブドウ栽培を開始し、翌年にはサンタ・マリア・ヴァレーでブルゴーニュ品種の栽培を始めました。2008年には重力を利用した現在の醸造施設が完成し、最高のブドウを最高の環境で醸造することが可能となりました。

才能溢れる醸造家

才能溢れる醸造家

写真:醸造家 タイラー・トーマス氏

2013年によりスターレーン&ディアバーグ ブランドの最高醸造責任者として従事。前職の「ドネーラン・ワイナリー」ではパーカーポイント100点を獲得するなど、高評価を獲得してきた注目の醸造家です。コロラド大学で植物学を専攻し、カリフォルニア大学UCデイヴィス校で醸造学と栽培学の博士号を取得。その後DRC共同オーナーだった オベール・ド・ヴィレーヌ氏の元、ナパ・ヴァレーの名門「ハイド・ド・ヴィレーヌ」で経験を積み現在に至ります。品質第一主義で、多彩な微小気候と土壌環境を有する畑のテロワールを描き出すため、畑を細分化し個別に醸造を行い、長い時間をかけて畑に隠された偉大な力を見出してきました。トーマス氏が掲げるゴールは、彼自身の力を引出し、喜びを与えてくれる、そんなワインだと言います。快楽的であり知的で、何度も何度も飲みたくなるようなワイン造りを目指します。

星がきらめく産地

星がきらめく産地

写真:美しいスタレーンの夜景

ブランド名『スターレーン』の名前の由来:
スターレーンとは、スターレーン用にブドウが栽培される農場の名前で、小高い山々に囲まれた地域になります。周囲には何の障害物もなく、夜間は星が落ちてきそうな程の満天の夜空が広がります。
この美しい夜空からワイナリー名であるスター(星)・レーン(山の連なり)という名前が付けられました。

フラグシップ『アストラル』の名前の由来:
アストラルは星のようなの意味を持ち、スターレーンブランドの中でも最も素晴らしい
星のようなワイン、ワインの中のワインとして名前が付けられました。

サンタバーバラのテロワールを最大限に活かす

サンタバーバラのテロワールを最大限に活かす

写真:栽培地の説明

素晴らしいワインは畑から産まれる
テロワールを語るワインが目指すワイン。

サンフランシスコから南に約500kmの地点に位置するサンタ・バーバラ州。この地は南北アメリカ大陸中唯一山脈が東西に走る珍しい地形環境を持つ産地です。
沿岸部に位置しながらもこの山脈の影響で、南から吹き付ける冷たい霧・風は全てシャットアウトされることから霧や風は西側の淵源部からのみ入ることができます。 これらの冷たい霧風は朝10:30頃まで沿岸部の畑に停滞し、午後2時過ぎ頃から東の内陸部へ移動していきます。そして朝早くに西の海へと戻っていきます。
この為、西側の沿岸部(サンタ・マリア ヴァレー、サンタ・リタ・ヒルズ)は午前中は非常に冷涼で、霧が晴れてから日が沈みかけるまでの4時間程だけ十分な太陽の恵みを受けます。この結果、この地域は一日を通して冷涼な気候となりブルゴーニュ品種が栽培され、ディアバーグシリーズとしてボトリングされます。

一方スターレーンシリーズとディアバーグシリーズのシラーが産み出されるのは、ずっと内陸部に入ったサンタ・イネズヴァレー(南東部)になり、海からの影響が少なく冷たい霧が到達する午後過ぎまで十分な日照量に恵まれ温暖な気候が広がります。スターレーン(ボルドー品種)、ディアバーグ(シラー)は標高200-500M程の所で栽培され、標高の低い地帯(シラーやソーヴィニヨンが栽培される)は霧の影響や風の影響で冷涼ですが、ボルドー品種が栽培される地区は標高が高く一番標高の高い地帯には霧も届かないことから寒暖差はあるものの、ボルドー品種(カベルネ)の生育に必要な最適な気温帯が一日を通して存在します。

沿岸部のサンタ・マリア・ヴァレーから東のサンタ・イネズ・ヴァレーまでの距離はたった32キロほどしか離れていませんが、太平洋の影響で気温帯が大きく異なりその差は8度程になることからワイナリーではあえてブランドを2つに棲み分けしそれぞれのテロワールを伝えています。

サステナビリティに対する蔵の取り組み

サステナビリティに対する蔵の取り組み

写真:ミツバチの生息地として管理されている道。ワイナリーではBeeHighwayと呼んでいる

スターレーンでは早くから持続可能な農業を目指し取り組みを行ってきました(CSWA認定ワイナリー)。非常に乾燥したワイン産地であるカリフォルニアでは、ワイン生産者にとっても水は非常に貴重な自然資源です。スターレーンではこの貴重な水資源を有効に使うべく、ブドウ畑の土壌環境のモニタリングを行い灌漑用水の30%を削減してきました。土壌のモニタリングは単に水資源の管理だけでなく、不必要な耕作や堆肥の使用の削減にも繋がっており、土壌の侵食の防止、土壌を取り巻く環境下での生物多様性の改善、適切なクローンの選択にも役立っています。また、ワイナリーでは自然環境保全の観点から養蜂を行っています。ミツバチは米国においても動植物の生育、食物資源の確保に重要な役割を担っています。スターレーンでは2019年から敷地内にある2マイルの道周辺をミツバチの生息地として管理し始め、現在では15エーカーを超える広さにまで拡大しました。この他、フクロウの巣箱の設置によりメンフクロウの保護に貢献しながら、効果的なネズミ駆除を行っています。また、この地域の樹木の一つ、ナラ(ミズナラ)はその数が減少しているため、植樹を行うことで生態系の復元にも努めています。現在は、エネルギー効率と温室効果ガスの削減に向けた取り組みも行っています。

ボルドーと類似した土壌

土壌はボルドーと良く似た砂利や石の多い土壌で、水はけもよくブドウの木はミネラル豊かな果実をつけます。また高い酸を育むことも特徴の一つです。標高の一番高い畑ではフィロキセラの害が無いためブドウの木は接木なしでそのまま育つこともできよりテロワールを表現したブドウを産み出します。

ナパの銘醸地に類似する気候条件

ナパの銘醸地に類似する気候条件

ナパの銘醸地、ハウエル・マウンテン、オークヴィルなどの山間部の銘醸地と良く似た気候を持ちます。標高が高い地点は、冷たい風や霧が届かず、温暖で穏やかな気候ですが、高い標高により夜間にかけ寒暖差が生まれます。恵まれた日照量と長い成熟期間により、ブドウは美しくバランス感を保ちながら糖と酸をしっかりと蓄え美しく成長します。

細かく区画分類される畑

細かく区画分類される畑

スターレーン畑があるのはサンタ・イネズの中に新たにAVA認定を受けた特別な地域”ハッピー・キャニオン・オブ・サンタ・バーバラ”。この地区は標高200-500Mに位置し、スターレーン畑は山の中を縫うように点在しています。この高低差300Mの畑の傾斜度は最大25%と大きく、土壌は水はけが良い事からブドウは地中深くに根を伸ばしブドウは育ちます。この結果、収量は少なくなりますがより小粒で凝縮したブドウが収穫できます。
ブドウ畑はこの高低差300Mに点在し、80以上の細かな区画に分けられています。そしてこの80の区画の更に細かなミクロクリマに目を向け、それぞれのテロワールで最適なブドウ品種、クローンの栽培に取り組んでいます。 この取組で、醸造家は沢山の可能性から、それぞれのワインのコンセプトにあったワインを産み出すことが可能となります。標高の低い畑では冷涼な気候を利用しソーヴィニヨン・ブランを栽培します。そして、異なる標高差(200-500M)でボルドーブレンドに適してた黒ブドウを栽培します。
スターレーンの顔とも言えるカベルネには、カリフォルニア最高級のクローン“ジョージ・デ・ラトゥールも多く用いられています。標高の高い区画では台木無しでの栽培が可能で、よりテロワールに忠実なブドウが栽培されています。スターレーンはこの地で最初にこのクローンを栽培した生産者です。

口コミ

  • とっても広大で自然に囲まれた綺麗なワイナリー。
    働く人もステキで皆さん楽しそうに働かれてします。

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公開日 :
2012/07/19
更新日 :
2012/07/19

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