南アフリカ コースタル・リージョン

ゴーツ・ドゥ・ローム・ワイン・カンパニー

ゴーツ・ドゥ・ローム?コート・デュ・ローヌ?

今注目の南アフリカ産ローヌ品種。そのポテンシャルを証明させた最初の一本がこのゴーツ・ドゥ・ローム。

今注目の南アフリカ産ローヌ品種。そのポテンシャルを証明させた最初の一本がこのゴーツ・ドゥ・ローム。

南アのTOP生産者の一人であり、現代南アフリカワインの礎を築いたと言っても過言ではない重鎮、チャールズ・バック氏率いる醸造所“フェアヴュー”がユーモラスな名前で造るパロディシリーズ。
ローヌ品種のポテンシャルに早くから着目し、これまで保守的であった南アフリカワイン界において「新しいスタイルのワインで冒険好きな味の分かる消費者」を満足させたいと、1999年、シラーやサンソー、カリニャン、ムールヴェードルに少量の地元産ピノタージュをブレンドした南アフリカで画期的なブレンドを発表しました。

マイルドな地中海性気候

大西洋とインド洋の2つの海流の影響を受けた、冷たい海風や霧が畑を吹き抜ける、独特の気候体系を持つ地域。これにより畑は冷やされ、寒暖差を生み、心地よい酸を形成させます。また、海風が吹き抜ける畑は常に乾燥しているのでカビの発生が少なく、農薬の使用を最低限に抑え健康なブドウを育てる事ができます。

面白い名前が付いたこのワイン。名前の由来は蔵の別の事業であるチーズ作りが大きく影響しています。

面白い名前が付いたこのワイン。名前の由来は蔵の別の事業であるチーズ作りが大きく影響しています。

写真:ブランド誕生の立役者「ヤギ」

当時はまだ世界的にも知名度が低い南アフリカワインでしたが、この新しいブランドに度肝を抜くラベルデザインを採用。まずはパッケージのユニークさで世間の注目を集めましたが、外見の面白さだけでなく、南アフリカワインの多様性とテロワールが見事に現われた、その高い品質のワインに世間は黙っていませんでした。
アメリカでは瞬く間に、南アフリカ産人気No1ブランドとなりました。
フェアヴュー醸造所は南アフリカを代表するヤギのチーズの生産者でもあます。
ワイン名のインスピレーションは、バック氏の息子がまだやんちゃな幼少時代、ブドウの収穫時期にヤギ小屋の扉を空け、ヤギ達を畑に放なったというイタズラ行為に始まりました。ヤギたちは喜んでブドウ畑をうろうろ歩き回り・・・・・
完熟した最も質の高いブドウを選り分けたと言います。 
Goats(ヤギ)do(する)Roam(ウロウロする)ここから、ブランド名が誕生します。
イエメンには、羊飼い群れの一頭が最初にコーヒー豆の旨さを見つけ出した、という伝説が残っています。そこでフェアヴューでも、彼等のヤギがワインに幸福をもたらせてくれるだろうという願いを込めて、南アフリカ産ローヌ品種のポテンシャルを証明してくれるこのワインのコンセプトにフェアヴューのシンボル的な存在でもあるヤギを選びました。
今日、ゴーツ・ドゥ・ロームシリーズはラインナップも増え、それぞれにヤギに関連するユニークな名前がワインに付けられています。
まるで醸造・栽培をヤギがおこなっているような、ストーリー展開には思わず笑いがこみ上げてきます。

ユニークなラベル。コート・デュ・ローヌを彷彿させるパロディ感満載なシリーズ「ゴーツ・ドゥ・ローム」

ユニークなラベル。コート・デュ・ローヌを彷彿させるパロディ感満載なシリーズ「ゴーツ・ドゥ・ローム」

当時はまだ世界的にも知名度が低い南アフリカワインでしたが、この新しいブランドに度肝を抜くラベルデザインを採用。パッケージングのユニークだけではなく、南アフリカワインの多様性とテロワールが見事に現われたその高い品質に注目が集まりました。アメリカでは瞬く間に南ア産人気No1ブランドとなり、飲み応えのあるリッチで複雑味溢れる味わいはスペクテーターが絶賛しています。

ゴーツ・ドゥ・ロームブランドを守れ!

ゴーツ・ドゥ・ロームブランドを守れ!

写真:フランス大使館前でのストライキ(南アフリカ)

2002年のアメリカでのリリースと大ヒットに本家本元ローヌ生産者も青ざめた?
アメリカでの南ア産ワイン「GOATS DO ROAM」の成功により、フランスからはこの名前の商標登録に“待った!”の声が。 
そして、INAOとワイナリーとの間で「GOATS DO ROAM」の商標登録を巡る訴訟となりました。
こんな事で屈しない強靭な精神力を持つゴーツチーム。チャールズ・バック率いるゴーツチームは、自分たちの権利と正当性、ワイン造りへの情熱を主張する為、観光バス2台に乗り込み南アフリカの在フランス大使館前に結集しデモを行っちゃいました!
海外ニュース番組(CNN等)もデモの模様を放映するなど、大騒ぎを起こし、最終的には権利を勝ち取りました!おかげで、ゴーツの名前もより有名に!!!
南アフリカでマンデラ氏の次にワイン産業界で影響力のある人物と称される、チャールズ・バック氏の逆転の法則とも言える勝利でした!
※INAO: フランスのAOCやラベル・ルージュなど農産物の品質と原産地の保証マークを管轄する国立原産地名称研究所(読売オンラインより)

Goat Father(ゴート・ファーザー)山羊の父?

Goat Father(ゴート・ファーザー)山羊の父?

写真:マフィアで有名なゴットファーザーではありませんが・・・イタリア色豊かなワインです。

「ヤギのマフィア一家が造るワイン?」という設定で考えられたストーリーも面白い!

ボスヤギである、ドン・ゴアティ(ラベルの男の名前)は生粋のシチリア育ちのヤギで、彼ら一族とその顧客が愛するワインの造り方を、一族の最大の秘密として守ってきました。このゴッド・ファーザーはパール、アグター・パール、スラングホークやステレンボッシュの畑から収穫される、目利きのドン・ゴアティ氏厳選のイタリア品種で造られるイタリア色豊かな南アフリカワインです。最終のブドウのブレンド比率は、ヴィンテージにより異なり、一家の中でも一部のヤギしか知る事ができないトップシークレットとなっています。 Omerta(イタリア語:マフィアの“沈黙の掟”を意味する)が品質に反映され、一家のワインとして一貫性のある味わいを造ってきました。
ドン・ゴアティは言います。「山羊の野郎は(GOATS)は、いつもその辺うろうろ歩き(ROAM)回るだろ・・・・」「わかるだろ」「秘密が漏れちゃいけねぇから・・・な教えられないんだ」。。。。。。。ちゃんちゃん!

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公開日 :
2012/07/19
更新日 :
2012/07/19

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