アーネスト・ローゼン氏がファルツで造る白ワイン
1996年から「Dr. ローゼン 醸造所」のオーナー、アーネスト・ローゼン氏がこの醸造所の運営管理をするようになったファルツ地方、ヴァッヘンハイにムにある醸造所。当時のヴォルフ醸造所には、以前の名声は無くなってしまっているような状態でした。しかし、ローゼン氏が手掛けた最初の一年で、ファルツにおいても高い品質のワインを醸造できることが証明され、テロワールの素晴らしさが認められることとなりました。
■ドイツでは比較的温暖な気候を持つファルツ
温暖な気候でレモンなどの生産でも知られるこの地域は、玄武岩を含む砂利質土壌で、アルコール分の高いボディのある辛口ワインの生産に適しています。リースリングの伝道師と呼ばれるローゼン氏のテロワールに素直に向き合った極上のワインです。この地のテロワールを存分に表現した風味豊かでまろやかなワインがこの醸造所の持ち味です。
“白ワインの王”と称されるドイツきっての醸造家
写真:オーナー兼醸造家 アーネスト・ローゼン氏
近年、ローゼン氏の20年間以上にも及ぶドイツワインの質の向上とワイン市場の活性化への貢献が大きく評価され、イギリスの権威あるワイン専門誌『Decanter』にて、2005年『Man of the Year』(マン・オブ・ザ・イヤー)の名誉に輝いています。
これは、ドイツの生産者としては初めてとなる快挙でした。また今回の受賞では、自身の最高品質のリースリングワインとともに、世界各地での活動によって、「白ワインの王」とも言われるリースリングを世界中に再認識させた功績が高く評価されています。
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