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フランス ブルゴーニュ
ドメーヌ・アンリ・リシャール
数少ない有機栽培の認証を取得しているジュヴレ・シャンベルタン!
ナチュラルな果実味がありながらも、凝縮感にも富んだ
素晴らしいワインを生み出しています。
- 75 route de Beaune 21220 Gevrey Chambertin
名手パトリック・マロワイエ氏の参加により品質が劇的に向上。
写真:ドメーヌの外観
アンリ・リシャール氏の父であるジャン・リシャール氏によって1938年に設立。ジュヴレの有名な詩人ガストン・ループネル氏から畑を購入したのがドメーヌ設立のきっかけとなりました。現在は、アンリ氏の娘、マルガリット・バスチャン氏がドメーヌを運営しています。所有面積が約3.6haというこの小さなドメーヌが大きな変貌を遂げたのが、1992年に醸造家としてパトリック・マロワイエ氏を迎えてからです。マロワイエ氏はピエール・ダモワやモンジャール・ミュニュレという銘醸ドメーヌで醸造長として活躍しており、ジュヴレの醸造家から尊敬されている真の職人です。2008年からは現在のオーナーであるマルガリット・バスチャン氏の娘であるサラ氏が運営に参加しています。また、このドメーヌは、ルネ・ブヴィエなどのネゴシアンへブドウやバルクの販売も行っています。
名手パトリック・マロワイエ氏とは?
写真:オー・コルヴェの畑
パトリック・マロワイエ氏はピエール・ダモワやモンジャール・ミュニュレという銘醸ドメーヌで醸造長を勤め上げた経験を持ちます。そんな彼は、ジュヴレの醸造家から尊敬されている真の職人で、生産者間の派閥などもあるなかで、それらを超えて誰からも尊敬を集めていると言われるほどです。「よいブドウが自らよいワインになる」をポリシーとする彼は、ジュヴレ・シャンベルタンでいち早く有機栽培に取り組み、季節によっては土日も返上で畑仕事に精を出しています。そんな畑は健康な草花にあふれ、土はふかふかです。丹精こめて育てられたブドウから生まれるワインは、ジュヴレ・シャンベルタンらしいたっぷりとした果実味とエレガントさを兼ね揃えた真の自然派ジュヴレで、同じ村の生産者に、コストパフォーマンスもジュヴレのトップクラスだと言わしめるほどです。
また氏は2010年にGAB(Groupementsd'Agriculteurs Biologiques de la Cote d'Or)というコート・ドールの有機栽培者の団体にて副会長に就任、新規で有機栽培に取り組むドメーヌのコンサルタント等を行っています。
ジュヴレ・シャンベルタンでいち早く有機栽培をはじめたドメーヌ。 有機栽培においてエコセールの認証を取得した上で、ビオディナミ農法を実践しています。
写真:オーナの娘サラ氏
アンリ・リシャールは、ジュヴレ・シャンベルタン村でいち早く有機栽培をはじめたドメーヌで、同村にて公的機関の認証を得ている数少ない生産者のひとつです(他は、トラペ、ロシニョール・トラペ、ジャンヌ・エ・シルヴァンなど)。2000年から全ての畑で有機栽培を開始、2005年にエコセールの認証を取得しました。ビオディナミに関しては、2001年からジュヴレ・シャンベルタンのオー・コルヴェの畑で実践しはじめ、現在では全ての畑でビオディナミを実践しています。
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