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フランス ボルドー
シャトー・サント・コロンブ
『パヴィ』のオーナージェラール・ペルス氏が、コンサルタント・ミッシェル・ローラン氏とタッグを組んだシャトー
シャトー・パヴィのオーナー、ペルス氏とキノー・ランクロのアラン・レイノー博士の共同所有で始まった
キノー・ランクロのアラン・レイノー博士とパヴィのジェラール・ペルス氏が1999年にコート・ド・カスティヨンに共同所有で始めたシャトー。その後ペルス氏の単独所有となり、コンサルタントはミッシェル・ロラン氏が務め、ブドウ栽培から醸造、熟成に至る全ての過程において指導を行っています。
右岸の帝王と呼ばれ、数多くの銘醸シャトーを所有
写真:オーナー醸造家 ジェラール・ペルス(Gerard PERSE)氏
オーナーのジェラール・ペルス氏の成功までの道筋はとても変わっています。14歳の時に騎手を経験した後、17歳で建物画家となり、26歳で自身で事業を始めました。 彼が始めた果物と野菜のショップは成功し、スーパーを開きました。そして、その後、スーパーを4店舗に増やし、パリにハイパーマーケットも開きました。そして、1993年に店に置くワインを探していた時に、シャトー・モンブスケが売りに出されていることを知り、購入を決め、続いて1997年にシャトー・パヴィを購入したのです。そして、シャトー・サント・コロンブは1999年に購入しました。
M.ロラン氏がコンサルタントで、パヴィ、パヴィ・デセス、モンブスケの一年樽を使用
著名なコンサルタントであるミッシェル・ロラン氏がブドウ栽培から醸造、熟成に至る全ての過程においてコンサルタントを行っています。また、その樽はパヴィ、パヴィ・デセス、モンブスケの一年樽を使用しています。
栽培もミッシェル・ロラン氏がコンサルタント
ボルドーのいたるところでコンサルタントを行う多忙なミッシェル・ロラン氏ですが、サント・コロンブでは栽培も見ています。念入りにブドウの樹の剪定を行い、6月の末と8月の中旬に葉の摘み取りを行い、良質で、凝縮したブドウを収穫します。最終的に、単位収穫量を理想とする45hl/haにもっていくようにします。また、栽培では出来る限り農薬等の化学物質を使わないリュット・レゾネを実践しています。
愛らしいハートと鳩のエチケット
『サント・コロンブ』という名前の意味は、『聖なる白鳩』。そして、その愛らしいハートと鳩のエチケット(ラベル)は、そのフィネスにあふれたすばらしいワインを表しているようです。
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