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ポルトガル ドウロ
キンタ・ド・エスピーニョ
世界屈指の銘醸地「ドウロ」の魅力が詰まった赤ワイン
- Adorigo 5120-011 Tabuaco, Portugal
18世紀から続く歴史あるワイナリー
写真:キンタ・ド・エスピーニョ
ドウロ・ヴァレーの中心部に位置するキンタ・ド・エスピーニョ。古くは18世紀にまでその起源を遡ることができる歴史あるワイナリーです。オーナーは現当主で9代目となるマセド・ピント家。ワイナリーと共にドウロの地で長くワイン造りに携わってきた名家です。
偉大なるドウロ産赤ワインのポテンシャルを追及する
写真:世界遺産にも登録された産地「ドウロ」
エスピーニョが造りだす赤ワインは力強く、複雑さに優れた味わい。高品質なボルドーのグラン・ヴァンのように構成がしっかりしつつ、ミネラル感と深い余韻を楽しむことができます。世界的にも屈指の銘醸地と言われるドウロはポートワインの産地として有名ですが、実はスティルワイン、特に赤ワインの産地としても非常に有名です。彼らはこの地で造りだせる赤ワインの魅力を最大限に表現することを信念としています。
自然環境を保護するサステーナブル農法を実践
写真:ドウロの特異な景観「テラス式畑」
キンタ・ド・エスピーニョではドウロの自然環境を保護するためにもサステーナブル農法を実践しています。彼らが所有する自社畑は森に囲まれ、そこではドウロに自生する動植物のための環境が保護されています。
ドウロの資源を守り、子孫に伝えていくことがワイナリーの使命のひとつ、と考えられています。
ブドウ品種ごとに区画を分けて栽培
写真:畑にはトウリガ・ナシオナルやトウリガ・フランカなどが植えられている
彼らが管理する自社畑ではブドウ品種ごとに区画を分けて栽培されています。そうすることで、それぞれの品種特性にあった栽培手法をとることができるといいます。
また、傾斜の急なドウロ・ヴァレーでは機械による作業が行えず、全て手作業で畑の管理をしています。こういった細かな努力も、彼らのワインを高品質なものにしている秘密といえます。
収穫は小さな容器で手摘み
区画ごとに栽培されているブドウは、タンニンまでしっかりと完熟したタイミングを見計らって全て手摘みで収穫されます。収穫したブドウは小さな容器で丁寧に運ばれ、速やかに醸造所へと運ばれます。
破砕は人の足で実践
写真:伝統的な容器(ラガール)使用
人の手によって丁寧に収穫されたブドウは「ラガール」と呼ばれるドウロの伝統的な容器に入れられ、人の足によって破砕されます。
ポートワインの仕込みとして用いられることが多かったこの手法(現在でも実践しているところは少ない)ですが、実はドウロの高品質な赤ワイン造りにも用いられることがあります。人の足によって潰すことにより、丁寧かつ力強く濃い抽出が可能になります。
フランス産の新樽(500L)を50%使用
彼らが造るワインは全てフランス産の新樽を一部使用(新樽比率50%)して6~8ヶ月熟成されます。容量の大きな樽で熟成させるため上品な樽香がワインに加わり、元々凝縮感があり力強い味わいのワインは熟成によってまろやかになった状態で出荷されます。
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