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ウルグアイ
ピッソルノ・ファミリー・エステイツ
銘醸地「カネロネス」の銘家として3代に亘り続く家族経営のワイナリー
- Ruta 32, km 23, Canelon Chico, Canelones, Uruguay -
100年の伝統と革新
写真:ピッソルノ一家
1910年にイタリアから移住をしてきた創業者のドン・プロスペロ・ホセ・ピッソルノ氏が高品質なワイン造りを目指してブドウ畑を開墾したことから歴史がスタートしました。
現在は3代目で創業者の孫のカルロス・ピッソルノ氏が創業者の想いである『ウルグアイの自然を尊重し、その豊かな自然をワインに表現する』という伝統を引き継ぎつつ現代の新しい醸造技術を駆使して上質なワイン造りに挑戦しています。
カルロス氏はオーナー就任後、今まで以上の『ファイン・ワイン』を造る方針へとワイナリーの舵を取り、当時の様々な新しい醸造技術を導入しました。この方針を契機に品質が大きく向上し、間もなくして同社にとっての初めての輸出へとつながりました。
その後も品質向上への情熱は止まらず、セラーの拡充や専用のテイスティングルームの増設等施設の充実化を進めていきました。2013年からはワイン・ツーリズムにも注力し、カルロス氏の息子のフランシスコ氏が中心となって宿泊施設とレストランを建てるまでに至りました。
100年を超える家族の伝統を引き継ぎつつも革新をし続けるピッソルノ家のワインは、今日多くの国へと輸出され、世界的に高い評価を得るようになりました。
国際品種に転換を始めたパイオニア
写真:オーナー醸造家 カルロス・ピッソルノ氏
ピッソルノ・ファミリー・エステートの3代目オーナーで創業者の孫。
1988年までテーブルワインの生産が中心だったワイナリーを上質なワイン造りへ舵を取り、ブドウ畑とワイナリーの両方を再整備し品質を大きく向上させた人物です。
ブドウ畑の区画や取り扱う品種について独創的な視点を持って革新を進めています。
ワイン醸造学・栽培学の専門家であるフランス人のアラン・カルボニュー氏の協力を得て、ブドウ畑を国際品種に転換した彼はウルグアイワイン界では国際品種のパイオニア的な存在です。
またウルグアイワイン輸出協会の創立メンバーであり、2006年~2010年の4年間同会長職も務めました。
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