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チリ セントラル・ヴァレー
ネイエン・デ・アパルタ
アパルタの本質を、研ぎ澄まされた1本に。
- APALTA
ワイナリーの歴史
NEYEN DE APALTAは、チリでも特に高い評価を受けるアパルタ・ヴァレーの中心に位置するワイナリーです。
その起源は1889年にまでさかのぼり、現在も樹齢100年を超える古木が畑に息づいています。
ワイナリーのセラーは、アパルタで最も古いもののひとつとされる歴史的な建物で、チリの伝統的な建築素材であるアドベ(土と藁を混ぜた素材)で造られています。
長い年月を経て守られてきた畑とセラーは、この土地の記憶そのものともいえる存在です。
2016年からは、スペインの名門ワイングループであるゴンザレス・ビアスの一員となり、さらなる品質向上と持続可能なワイン造りを推進しています。
代表人物の経歴
ヘッドワインメーカーを務めるゴンサロ・ベルテルセンは、自然・土地・人とのつながりを大切にする醸造家です。
チリ・カトリカ大学で農学を学び、1997年にチリの醸造家協会に認定。
その後、オーストラリアのアデレード大学にて醸造学の修士課程を修了しました。
これまでにチリ国内はもちろん、アルゼンチン、フランス(ボルドー、ラングドック・ルーション)、スペイン、オーストラリア、アメリカ・ナパヴァレーなど、世界の著名産地で収穫・醸造経験を積んでいます。
多様な産地で得た知見を持ちながらも、彼がNEYENで追求しているのは、あくまで「アパルタらしさ」を素直に表現することです。
現在は、オーガニックおよびビオディナミの思想を軸に、最小限の介入による、真正性の高いワイン造りを牽引しています。
ワイン造りの哲学
NEYEN DE APALTAでは、畑を単なる“ブドウを育てる場所”ではなく、土壌・植物・動物・微生物まですべてがつながる、ひとつの“生きた存在”として捉えています。
その考え方の土台にあるのが、ルドルフ・シュタイナーの思想に基づくビオディナミ農法です。
畑の中にある生命の循環を整え、土地本来の力を引き出すことで、より純粋で、その土地と人の個性を映したワインが生まれると考えています。
目指しているのは、畑が健やかに自立し、長く豊かであり続けること。
そしてその結果として、アパルタの魅力をまっすぐに表現することです。
理想とするスタイル
目指しているのは、過度な演出ではなく、土地の個性が自然に立ち上がるワインです。
アパルタという力強い産地の魅力を持ちながらも、重さや濃さだけに頼るのではなく、洗練・均整・余韻の美しさを備えたスタイルを大切にしています。
果実味の豊かさ、スパイス感、なめらかな質感、そしてフレッシュさ。
そのすべてがバランスよく調和し、食事とともに真価を発揮することが、PRIMUSをはじめとするワインに共通する大きな魅力です。
テロワール_アパルタという特別な土地
アパルタは、チリの中でも特に高品質な赤ワインの産地として知られる特別なエリアです。
海岸山脈とティンギリリカ川に囲まれた馬蹄形の谷は、まるで自然の円形劇場のような地形を形成しており、多様な向き・標高・微気候をもたらします。
この独自性の高さから、アパルタは2018年に単独のD.O.(原産地呼称)として認定されました。
限られた生産者しか自社畑を所有できない希少な産地であり、チリを代表する高評価ワインの多くがこの地から生まれています。
Wine Enthusiastでは、アパルタを
“Chile’s truest ‘grand cru’ vineyard area”
(チリでもっとも“グラン・クリュ”的な畑エリアのひとつ)と表現しています。
NEYEN DE APALTAは、その中でも東側の区画に位置し、特に複雑で表情豊かな土壌構成を備えています。
アパルタの気候_冷涼さと成熟のバランスをもたらす
アパルタは、豊かな成熟と美しいフレッシュさが共存する、チリ屈指の赤ワイン銘醸地です。
太平洋からの冷涼な風、海岸山脈とアンデス山脈の影響、そしてティンギリリカ川による穏やかな温度調整により、日中はしっかりとブドウが熟しながらも、夜はしっかりと冷え込みます。
さらに、朝霧と午後の風がブドウの成熟をゆっくりと均一に進めることで、果実の凝縮感、香りの複雑さ、そしてフレッシュさを兼ね備えたワインが生まれます。
この恵まれた環境は、カルメネールやカベルネ・ソーヴィニヨンといった品種にとって理想的であり、アパルタならではの深みとエレガンスを形づくっています。
また、アパルタはヴィンテージごとの表情がきれいに表れる産地でもあります。
一方で、深く根を張る古木と健全な土壌に支えられた畑は、年ごとの気候変化を受け止めながらも、常に高い品質を保つ力を備えています。
そのためPRIMUSは、年ごとの個性を映しながらも、常にアパルタらしい品格と完成度を感じさせるワインに仕上がります。
土壌_花崗岩・火山性土壌・沖積土壌が織りなす、複雑で表情豊かな土壌
NEYEN DE APALTAの畑は、標高や斜面によって土壌の個性が大きく異なります。
斜面上部には花崗岩を主体とした石質・火山性の土壌が広がり、ワインに骨格や緊張感、ミネラル感をもたらします。
一方、谷底にはティンギリリカ川によって形成された古い沖積土壌が広がり、粘土や砂を含むことで、適度な保水性と排水性を両立しています。
こうした土壌は、ブドウ樹が健やかに根を張り、安定して成熟するための土台となります。
こうした多様な土壌条件が重なり合うことで、PRIMUSのワインには、果実の凝縮感だけではない、奥行き・複雑さ・洗練が備わります。
アパルタらしい力強さの中に、上質なエレガンスが感じられる理由のひとつです
畑_130年以上の古木が息づく、アパルタの貴重な自社畑
NEYEN DE APALTAの畑には、1889年に植えられた古木をはじめ、樹齢100年を超えるブドウ樹が今も大切に受け継がれています。
なかには、フィロキセラ禍以前に植えられた非常に貴重な古木も含まれており、この土地の歴史と記憶を今に伝える存在となっています。
長い年月をかけて深く根を張った古木は、土壌の奥深くから水分や養分を吸い上げ、アパルタの土壌が持つ個性をよりダイレクトに果実へと映し出します。
また、収量が自然と抑えられることで、ブドウには凝縮感と複雑さが備わります。
こうした古木の存在は、PRIMUSのワインに深み・落ち着き・奥行きをもたらす、大きな魅力のひとつです。
栽培_土地の生命力を引き出す、再生型オーガニック&ビオディナミ農法
NEYEN DE APALTAでは、単に化学肥料や農薬に頼らないだけでなく、土壌そのものをより健やかで豊かな状態へと育てていくことを重視しています。
畑をひとつの生態系として捉え、土壌の中の微生物や周囲の自然環境とのバランスを整えながら、ブドウ樹が本来持つ力を引き出していく
――それが、NEYEN DE APALTAの実践する再生型オーガニック&ビオディナミ農法です。
こうして生命力を取り戻した“生きた土壌”は、ブドウがその土地の個性をより素直に表現するための土台となります。
環境への配慮はもちろんのこと、それ以上に、アパルタという土地の魅力を、より純粋にワインへ映し出すための農法でもあります。
Living Soilsと、ワイナリー全体のサステナビリティ
NEYEN DE APALTAおよびVeramonteに共通するのは、土壌を“生かす”という考え方です。
オーガニックやビオディナミの思想をベースに、土壌を生命が循環する生態系として捉え、より健全なブドウと本質的なワインを目指しています。
グループ全体では、チリ国内のオーガニック認証畑の約13%、ビオディナミ認証畑の約30%を所有・管理しており、
その規模においても、持続可能なワイン造りを牽引する存在です。
さらに、環境だけでなく人や品質の持続性までを含めた「Sustainability 360°」 を掲げ、長く価値あるワイン造りを支えています。
醸造・熟成
最小限の介入で、果実と土地の個性を引き出す
PRIMUSの醸造では、ブドウそのものの個性とアパルタのテロワールを素直に表現するため、人的な介入をできる限り抑えたアプローチが採用されています。
醗酵には野生酵母を用い、開放式タンクで丁寧に醸造することで、発酵や果皮との接触を細やかに見極めながら、品種や区画ごとの個性を繊細に引き出しています。
こうした誠実な醸造により、PRIMUSは果実味の豊かさだけでなく、複雑さや立体感、そしてアパルタらしい奥行きを備えたスタイルに仕上がっています。
表現力と洗練を両立させる熟成設計
PRIMUSでは、ワインの個性をより自然に引き出すため、フレンチオーク樽に加え、500Lの大樽(フードル)も用いて熟成を行っています。
これは、樽の風味を前面に出すためではなく、果実の豊かさや質感、ワイン全体のバランスを丁寧に整えるための設計です。
小樽だけに頼らず、大樽を組み合わせることで、果実の純度やアパルタらしい奥行きを保ちながら、よりしなやかで洗練されたスタイルへと導いています。
その結果、PRIMUSは凝縮感を持ちながらも重すぎず、なめらかで品のある余韻を備えたワインに仕上がっています。
商品構成
NEYEN DE APALTAのポートフォリオは、大きく「PRIMUS」と「NEYEN」の2つの軸で構成されています。
PRIMUS:アパルタの魅力とワイナリーの哲学を、より広く伝える中核レンジ
NEYEN:古木の個性と土地の深みを最大限に表現した上級キュベ
PRIMUSは、単なるセカンドラインではなく、アパルタという土地を多角的に理解し、さまざまな品種や区画の可能性を探求する中で生まれたシリーズです。
長年にわたる経験と試行錯誤の積み重ねによって、現在のPRIMUSは、アパルタの個性をより現代的でバランスの取れたスタイルで表現する存在となっています。
そのため、品質と価格のバランスに優れながらも、テロワールの魅力と完成度をしっかりと感じられるワインとして、多くのプロフェッショナルにも支持されています。
PRIMUSという名前に込められた意味
Veramonte_同じ思想から生まれる、異なる魅力
NEYEN DE APALTAは、同じくゴンザレス・ビアスグループのVeramonteと価値観を共有しています。
どちらもオーガニックやサステナビリティを大切にしながら、それぞれ異なる土地の個性を表現しています。
Veramonteがカサブランカなどの冷涼産地から、クリーンで親しみやすいスタイルを届ける一方、
NEYEN DE APALTA / PRIMUSは、アパルタという特別なテロワールから、より深みと格を備えたプレミアムな表現を担います。
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