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フランスワイナリーツアー 〜シャブリ編〜
by 株式会社モトックス
最終更新日:2014-06-20
お次はシャブリへ。
今回はシャンパーニュから南下していくこのツアー、2回目はシャブリへと到着しました。
シャブリ全体の25%を保有する「ラ・シャブリジェンヌ」に訪問です。
シャブリとは
パリから150km離れたブルゴーニュ地方にある地です。
ここにあるキンメリジャンと呼ばれる地質がシャルドネの栽培に適しており、このシャルドネで造られるのが高級白ワイン「シャブリ」と名乗れます。
畑を見てみると白っぽいです。
表面は石灰質となっています。
こちらが表面の土壌。
こちらがキンメリジャン土壌。
キンメリジャン土壌にあるのは小さい牡蠣の貝殻だそうです。
かつて5億年前はここが海だった証拠。
今は内陸にあるブルゴーニュの土地ですが、そんな地球の歴史によって美味しいシャルドネを育む土地になるとは、ロマンですね。
「僕たちはシャブリというワインではなく、キンメリジャンのワインを造っているんだ」
と広報部長のトゥッキーさん。
キンメリジャンというテロワールがあるからこそ産まれたのが「シャブリ」というAOC。
この土地でしか造れない味わいを表現したいと熱く語ってくださいました。
熱く語りすぎて息継ぎを忘れて息が上がってしまうくらい(笑)
クリュの違い
シャブリにはグラン・クリュとプルミエ・クリュの格付けが存在します。
畑の場所の違いで分けられているのですが、いまいちわかりづらい。
地図を見ながら畑の方角や日照時間などの解説を聞きながらテイスティングさせてもらいました。
南向きで日当たりのいいモンドミリュは味に厚みがあったり、フルショームは南西向きなのでもう少しスッキリした味わいなどなど…
シャブリを勉強する時は畑の場所と向きを考えると、とってもわかりやすかったのでした。
これからの季節にオススメしたいシャブリのワイン。
格付けはちょっとお高いですが、機会があればぜひお試しください!
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