ワインクイズ2024　Vol.20　南アフリカ

最も多く栽培されているブドウ品種は？

南アフリカで最も多く栽培されているブドウ品種の組み合わせとして正しいものはどれでしょう？

①シャルドネ＆カベルネ・ソーヴィニヨン
②シュナン・ブラン＆カベルネ・ソーヴィニヨン
③シュナン・ブラン＆ピノタージュ
④ソーヴィニヨン・ブラン＆カベルネ・ソーヴィニヨン





































答えは、②の「シュナン・ブラン＆カベルネ・ソーヴィニヨン」です。

白はシュナン・ブランに次いで多く栽培されているのは、コロンバールとソーヴィニヨン・ブラン。

赤はカベルネ・ソーヴィニヨンに次いで多く栽培されているのはシラーとピノタージュです。

ピノタージュは何と何の交配？

南アフリカを代表する固有品種、ピノタージュは南アフリカで交配によって作りだされた品種ですが、何と何を交配して出来た品種でしょうか？

①ピノ・ムニエ　×　シラー
②ピノ・ムニエ　×　サンソー
③ピノ・ノワール　×　シラー
④ピノ・ノワール　×　サンソー





































答えは、④の『ピノ・ノワール×サンソー』です。

1925年にステレンボッシュ大学のアブラハム・ペロード博士がピノ・ノワールとサンソーの交配によって造り出しました。

病害に強い品種で、今では南アフリカの主要な品種に成長しています。

ステレンボッシュはどこ？

南アフリカのワイン造りの中心となるのは、ステレンボッシュですが、ステレンボッシュはどこでしょう？

　①　A
　②　B
　③　C
　④　D




































答えは、③の『C』です。

Aはスワートランド、Bはパール、Dはロバートソンです。どれも代表的な銘醸地です。

基本、南アフリカは沿岸近くにワインの生産地が集まっています。

『キャップ・クラシック』はどんなワイン？

南アフリカの『キャップ・クラシック』とは、どんなワインの事でしょうか？

①2年以上樽で熟成させたワイン
②固有品種、ピノタージュとシュナン・ブランを使ったワイン
③瓶内二次醗酵で造られるスパークリングワイン
④蝋で瓶口を固めたワイン






































答えは、③の『瓶内二次醗酵で造られるスパークリングワイン』です。

南アフリカのスパークリングワインの中でも、一番手のかかる製法、『瓶内二次醗酵』で造られたスパークリングワインのみがこう呼ばれています。

瓶内最低熟成期間は12ヶ月で、品種の規定はありませんが、ムニエ、ピノ・ノワール、シャルドネの使用が推奨されています。

『ヴァン・ド・コンスタンス』に使われているブドウ品種は？

南アフリカのケープタウンで造られる、世界でも有数の品質を誇る甘口のワイン、『ヴァン・ド・コンスタンス』に使われているブドウ品種は何でしょう？

①　シュナン・ブラン
②　ミュスカ・ド・フロンティニャン
③　セミヨン
④　リースリング









































答えは、②の『ミュスカ・ド・フロンティニャン』です。

ケープタウンのコンスタンシア地区で造られる、質の高い甘口のワインで、最低3年熟成されます。

一度、下火になりましたが、1986年に復活しました。

今回は、南アフリカからのクイズでした。
如何でしたか？

また来週、新しいクイズをお届けします。