スーパータスカン

Super Tuscun（英）

ワインの産地・名前

イタリア、トスカーナ地方の沿岸部を中心に、規定で無いブドウを使用するなどにより、D.O.C.やD.O.C.G.の格付けから外れ、下の格付けであるI.G.T.に分類されながらも、品質的に評価が高く、高値で取引されるワイン。

1940～70年頃にカベルネ・ソーヴィニヨンを使ったサッシカイアなどの規定にとらわれない近代的なスタイルのワインがスーパータスカンと評され、トスカーナのみならずイタリアに新しい風をもたらした。その後、ボルゲリD.O.C.などの新しいスタイルに合った呼称も出来ているが、無い場合は、トスカーナI.G.T.で瓶詰めされている。

ワンポイント！

スーパータスカンの代表とも言えるサッシカイアの成功により、シンプルなロゼワインしか作っていなかったボルゲリの地は一気に名声を高め、1984年にボルゲリD.O.C.が新設されただけでなく、その後1994年に、ボルゲリ・サッシカイアD.O.C.という単独のワイナリーの為だけの呼称が設立された。

• 別名

  スーパートスカーナ

• 類似表現

  スーパー・タスカン

• 関連ワード

  トスカーナ、キアンティ・クラッシコ、D.O.C.、ボルゲリ

• 更新日

  2021-09-28

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