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赤ワイン産地おすすめワイン
今買うべきブルゴーニュ 【2020】
手の込んだ料理やレストランのテイクアウトと。家飲みでちょっといいワイン。
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「Stay Home」の呼びかけから早や二か月。
自宅で過ごす時間が長くなっても、今までと同じように、平日は平日、休日は休日らしくメリハリのある毎日にしたいですね。
ささっと作って食べられる平日ご飯とは違う、時間をかけて手の込んだ料理をじっくり作ってみたり、毎日続く3食の食事作りをお休みして、レストランでテイクアウトをしてみたり。休日だからこそ、いつもと違う料理に、ちょっといいワインを合わせて、休日の食事を楽しみませんか?
休日におすすめしたいワインの一つは、ブルゴーニュワイン。
ブルゴーニュ地方は、ワイン造りにおいて長い歴史があり、世界的に有名な高級ワインとして知られるロマネ・コンティをはじめ、数多くの傑出した赤ワイン、白ワインが生まれる産地。ブルゴーニュワインという言葉には、何とも言えない特別感があります。
2018年のブルゴーニュグランクリュの平均価格は625万ユーロ/ha、最高価格は1450万ユーロ(フランスの農業、金融省の監督のもとに農地売買の公的仲介をする非営利組織SAFERによる)だそうです。1haから造られるワインの量を考えると、その価格にただただ驚きます。
そして、2012年以降の度重なる天候不順によって生産量は激減。加えて、現地価格の上昇にユーロ高の影響もあり、日本のブルゴーニュワインの価格は、2~3年前に比べて1.5倍以上まで上がっています。
価格が高騰し、非日常なワインになりつつあるブルゴーニュワインですが、手が届く価格で、テロワールを表現した唯一無二の味わいを楽しませてくれるものがまだまだあるのです!
今回は、休日を豊かにするワインとして、今おすすめしたいブルゴーニュワインを、その理由とともにご紹介します。
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フランス ブルゴーニュ
ドメーヌ・エルヴェ・シャルロパン
マルサネ レ・ロンジュロワ
カジュアルクラス
赤
スティルワイン
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コート・ド・ボーヌはスター的な造り手が白ワインに集中していて、お隣のコート・ド・ニュイほど赤の銘醸家が多くないことから少々地味に映るかもしれませんが、こちらの生産者は、価格以上の実に洗練された味わいを楽しませてくれます。
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フランス ブルゴーニュ
ドメーヌ・アルヌー・ペール・エ・フィス
サヴィニー・レ・ボーヌ レ・ピマンティエ 赤
スーペリアクラス
赤
スティルワイン
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ワインは若いヴィンテージの方が価格も安いといのが一般的ですが、2012年以降の値上がりにより、古いヴィンテージの方がお買い得という逆転も起こっています。「ウルスリーヌ」は、注目されなかった生産者のワインで素晴らしいものを選りすぐり、ラベルのない状態で安く購入する、熟成したワインを厳選する小さなネゴシアン。生産者は売れていなかった在庫が買ってもらえる、ネゴシアンは安く仕入れられる、消費者は質の高いワインを安心して購入できるというWin-Win-Winの関係が成り立ち、だからこそ、こちらのワインは、品質に対してとてもお値打ちなのです。
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フランス ブルゴーニュ
セリエ・デ・ウルスリーヌ
サヴィニー・レ・ボーヌ 赤
スーペリアクラス
赤
スティルワイン
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ブルゴーニュではありませんが、ブルゴーニュに最も近いと感じる南アフリカ。こちらの生産者の畑は、冷涼な南アフリカの南側の産地の中でも、リンゴが植えられているほど寒い場所にあります。土壌もヨーロッパより古く、ニューワールドでありながらヨーロッパのような特徴が表れやすいこちらのワイン。ぜひ試してみてほしい。
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南アフリカ ウエスタン・ケープ
リチャード・カーショウ・ワインズ
エルギン ピノ・ノワール クローナル・セレクション
ラグジュアリークラス
赤
スティルワイン
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やっぱりブルゴーニュは美味しい!を実感する王道を。収量が少ない古木のブドウはより凝縮し、ワインは旨味溢れる滋味深い味わいに仕上がります。シャンボル・ミュジニーのヴィエイユ・ヴィーニュを現在もこのような価格で楽しませてくれる「アンリ・フェレティグ」、年々実力を上げる注目の生産者です。
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フランス ブルゴーニュ
アンリ・フェレティグ
シャンボル・ミュジニー ヴィエイユ・ヴィーニュ
ラグジュアリークラス
赤
スティルワイン
口コミ
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- 公開日 :
- 2020/05/15
- 更新日 :
- 2020/05/18
15年ぐらい前までは、ちょっと物足りなさを感じるような印象でしたが、何人かの傑出した生産者の登場によって、品質も人気も上昇したマルサネ。人気が上がれば当然価格も上がりますが、現在もリーズナブルな価格で楽しませてくれるこちらの生産者はありがたい限り。