目次
ワインの選び方
どんなワインを持って行く?
「ワインを持ち寄って飲まない?」と誘われたときに、どんなワインを持って行きますか?数え切れないほどあるワインの中から、パーティに合う1本を選ぶのはなかなか難しいものです。
集まるメンバーにもよりますが、お呼ばれのワインパーティの場合は、「どんなワインを持っていったら良いですか?」と、事前にホストに聞いてみるのが一番です。ホストがリクエストしてくれる場合もありますし、料理を伺えば、ワイン選びのヒントになります。また、他のゲストとワインが重なってしまうことも防げますね。
ワインのテーマを決めてみよう。
気の置けない友人同士の集まりなら、メンバーみんなでワインパーティのテーマを決めるのもおすすめです。
例えば
1.ワインの生産国をテーマに、日本ワインを飲もう!
2.季節をテーマに、夏に飲みたいスパークリングワインと白ワイン!
3.ブドウ品種をテーマに、世界のピノ・ノワール!
4.回を重ねているメンバーとの、年に一度の贅沢ワイン会! など
"1"の場合は、料理も同じ国のものを用意すると、この料理にはこのワインが合うね!と会話も弾みます。"3"の場合は、ピノ・ノワールはスパークリングワインも白ワインも造られていますが、赤ワインばかりになってしまいそうなブドウ品種がテーマの場合は、テーマとは別にスパークリングワインや白ワインも用意しておくと、味にメリハリがでて、パーティフードとの相性も良くなります。
ワインの価格帯は?
確認しておきたいのがワインの予算。ある人は1,500円のワイン、ある人は10,000円のワインだったとなると気まずい雰囲気になってしまうかも・・・。テーマとともに2,000~3,000円程度のワインなど、大体の予算を決めておくのがいいですね。
いよいよ実際のワイン選びです!
ワインは好きだけど、ワイン選びは難しいという話をよく聞きます。迷ったときは、ワインショップのスタッフさんにパーティのテーマと予算を伝えて、アドバイスしてもらうのがいいでしょう。ワインにまつわるお話も伺えるので、そのワインを飲みながらの会話が弾むきっかけにもなりますね。
「あなたの好きなワイン、おすすめのワイン」というテーマも意外と多いので、おうちでワインパーティにおすすめのワインをセレクトしました。ワインを持っていくときの参考にしていただければ。
ワイン、おすすめリスト
どんな料理が並ぶのか分からない場合もあるので、いろいろな料理を幅広く受け止めてくれる、フードフレンドリーなワインを選ぶのがおすすめです。
おすすめワイン1:スパークリングワイン
キラキラと連続する泡にときめくスパークリングワイン。グラスに注げば一気に気分が華やぎ、乾杯、食中酒、〆と、パーティのどのタイミングに開けても活躍してくれます。泡とともに広がる酸味は、お酢や柑橘をつかった酸味のある料理と調和し、料理の塩分や脂っぽさをカットして、奥に隠れた優しい旨みを引き立ててくれる、まさにフードフレンドリーなワインです。
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サンテロ
ピノ シャルドネ フラワーボトル
カジュアルなワイン会にキャッチーな見た目のフラワーボトルを持っていけば、自然に会話もスタートします。
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キリ・ヤーニ
キリ・ヤーニ キュヴェ・スペシャル ブリュット スパークリング
未経験の方も多いであろうギリシャのスパークリングワイン。メジャーでないワイン産地のものをセレクトとして、参加メンバーの新しい発見につながったら嬉しいですね。
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ドメーヌ・ジ・ロレンス
クレマン・ド・リムー ル・クロ・デ・ドモワゼル
フランス産の瓶内二次発酵のスパークリングワインで、質、価格ともに納得の1本。世界最古のスパークリングワイン産地と言われる場所で造られたことを一言添えて。
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シャンパーニュ・ボーモン・デ・クレイエール
ボーモン・デ・クレイエール グランド・ロゼ ブリュット
ロゼ・シャンパーニュの華やぎ度、料理を受けとめる懐の深さは最強です。エレガントさも兼ね備えているので、ハレの日のワインパーティに。
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アジィエンダ・アグリコーラ・フェルゲッティーナ
ミッレディ フランチャコルタ ブリュット
シャンパーニュに匹敵する厳しい規定をクリアしたイタリアのスパークリングワイン。上質で、ちょっと捻りのあるスパークリングワインをお探しならこちらを。美しいピラミッド型のボトルも華やかさを演出してくれます。
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おすすめワイン2:ロゼワイン
赤ワインや白ワインは料理やシーンに合わせて上手に取り入れているのに、ロゼワインはあまり選ばない…という話をよく耳にしますが、ロゼワインの万能さに気づいてしまったら、虜になってしまうかもしれません。グラスに注がれた美しいピンク色に気分が上がるのは女性だけではないはず。白ワインの軽やかさ、赤ワインのコクと渋み、両方の要素を持ち合わせるロゼワインは、生ハムやサラミといったシャルキュトリーはもちろん、中華やエスニック、お寿司など、和洋中ジャンルを問わず、様々な料理を受けとめてくれます。甘口のロゼワインもありますが、料理との相性が広がる辛口のタイプを選ぶのが吉です。
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コオペラティーバ・アグラリア・サンタ・キテリア
イゲルエラ ロゼ
「このワインでお互いの人生を共有しよう!」という友情がモチーフとなっているラベルデザインは、気の置けない仲間との集まりにぴったり。バスケットに盛ったフレンチフライやサンドイッチと合わせてワイワイと飲むシーンが浮かぶワインです。
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ドメーヌ・ラフラン・ヴェロル
バンドール ロゼ
ロゼの王道、プロヴァンスのロゼ。「このロゼワイン、美味しいから飲んでみて」とおすすめしたくなる1本。気難しさがなく、シンプルに美味しいと感じられるワインです。
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アルパマンタ エステイト・ワインズ
アルパマンタ ブレバ ロゼ
アルゼンチン産の濁り系ロゼワイン。女子会といえば短時間では終わらないもの。最初は冷やしてそのまま、温度が上がってきたら攪拌して澱の旨味を楽しむ。飲み進めるごとに味わいが変化するワインはいかがでしょう。
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プリモシッチ
リボッラ・ディ・オスラヴィア
ロゼワインではありませんが、ワイン好きの集まりに、オレンジ系ワインはいかが?白ワイン用のブドウを果皮浸漬して仕込んだワインで、ちょっと捻りのあるワインが1本あるとパーティのアクセントに。
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パーティの料理は?
一人一品フードを持ち寄るパターンと、ホストにお任せするパターンがありますが、気軽に開催できるのは持ち寄りスタイルです。その場合は、お料理が偏らないように、あらかじめ、前菜、メイン、デザートなど担当するメニューをざっくりと決めておくのが良いですね。
ホストにお任せする場合、親しい友人とはいえ、部屋の片づけや買い物、食器やグラスの準備に料理・・・と、ホスト側はなかなかのエネルギーが必要です。次では、ホストとして料理を用意する場合のアイデアをご紹介します。
メニューの組み立てと用意する量は?
パーティが始まる時間と招いたメンバーの顔ぶれによってメニューを組み立て、ボリュームを決めます。14、15時ぐらいからスタートするパーティの場合は、昼食後数時間なので空腹感は弱いでしょうが、夕方からスタートするパーティの場合、ゲストのお腹はペコペコのはずです。
例えば、14時スタートのワイン好き女子の軽めの女子会前菜(2品)→メイン→デザート
よく食べ、よく飲むメンバーとの夕方からのワイン会おつまみ(チーズ、ナッツ、生ハム、オリーブ、パテ) → 前菜(2~3品)→ メイン → 炭水化物 → デザート
1品の量の目安は人数に対して70%ぐらい。コロッケやスイーツなど、一人ひとつは食べたくなるお料理は、人数分用意してあげたいですね。
料理以外にも、お招きするためのいろいろな準備がありますので、料理を用意する時間がどのくらいあるかに合わせて、市販のものも上手に取り入れるのが、ヘトヘトにならずに気軽にパーティを開くコツです。例えば、おつまみと前菜はお気に入りのお店で買ったものを並べて、メインと炭水化物だけを準備。デザートはゲストにお任せする。自分で作るのは、作り慣れた料理を1品だけ!という潔いパターンで、テーブルや料理の盛り付けなど魅せる部分に少しこだわってみるのもパーティの気分が上がっていいですね。事前に準備ができる料理や、市販のものも加えて、パーティ当日はできるだけキッチンにいる時間が短く済むようなメニュー組みをするのがベスト。ゲストと一緒に楽しい時間を過ごしましょ。
料理、おすすめリスト
メニューは何にしよう?という時には、ワインのプロが考えた、ワインに合うペアリングレシピから選んでみるのはいかがでしょう。おつまみ、前菜、メイン、炭水化物別にリストをご用意しました。
下処理いらずのお刺身を使ったペアリングレシピ、切って和えるだけ、前日から作り置きできるマリネや下味をつけておいて当日はオーブンで焼くだけといった、手軽に作れるペアリングレシピを中心にリストアップしています。そして、季節の食材を使った料理が一品あると喜ばれますので、おつまみと前菜のリストに加えました。
おつまみ
前菜
メイン
パスタやパン、ジャガイモ、カボチャを使った料理
ワイングラスは?
何脚用意する?
ワインパーティに欠かせないワイングラス。いろいろな種類のグラスがありますが、縁の薄いグラスを選んでいただくと、ワインの味わいをより感じやすくなるのでおすすめです。
次に、グラスは何脚用意するのがよいのでしょうか。スパークリングワインと白ワイン用として1脚、赤ワイン用として1脚、グラスを用意できると理想的ですが、1脚でも大丈夫です!
グラスが一脚の時におすすめなのが、ワインでのリンス。今飲んでいたワインと違うワインを飲むときに、飲み始めるワインをほんの少しだけグラスに注ぎます。グラスを斜めに倒して回しながら、ワインでグラスの内側をリンスし、ワインは一度飲み干します。そうすると、今飲んでいたワインの香りや味わいが消え、次に飲むワインを迎え入れる準備が整います。
気軽なワインパーティの場合は細かいことはあまり気にせず、その場の空気を楽しむことが第一ですね。
自分のグラスに目印をつける
自分のグラスが迷子になってしまった・・・ということはありませんか?グラスのステムに引っ掛けるグラスマーカーがあると便利ですが、マスキングテープとペンを用意して、名前を書いてグラスに張ってしまうのも手軽な方法です。パーティのテーマに合ったデザインのマスキングテープを用意するのもいいです。
ワインを開ける順番
いろいろなワインが集まった場合は、ワインの色合いを目安にして、淡いものから濃いものへと飲み進めるのがおすすめです。また、どんな赤ワインかにもよりますが、赤ワインは、パーティがスタートしたらすぐに開けておくと、飲むころには、閉じていた香りや味わいが開いて、美味しくなりますよ。
1.スパークリングワインで乾杯 2.フレッシュで軽やかな白ワイン 3.コクのある白ワイン 4.ロゼワイン 5.チャーミングな果実味を感じるライトボディ~ミディアムボディの赤ワイン 6.凝縮した果実味やコクがあり、タンニンもしっかりとした飲み応えのある赤ワイン
ホストへの気遣い
様々な準備をして、ご自宅に招き入れてくれたホスト。ホストへの気遣いがあると、より気持ちの良いワインパーティになるのでは?こちらでは、ゲストとしての気をつけたいポイントをご紹介いたします。
手土産
持ち寄りパーティの場合は、特に手土産を持参していった方が良いか迷うところですが是非ご用意を。ホストが用意してくれるお料理とのバランスも考え、パンやデザート、飲み物を持参したほうが良いか、ホストに直接伺ってみるのがいいでしょう。「何も持ってこなくていいよ、手ぶらで来てね」と言われたときは、日持ちするワインやドリンク、お菓子を持っていくのがおすすめです。お菓子の場合は、個包装のものを選ぶと、食べきれない場合に、参加者へのお土産としてプレゼントすることもできますね。
ゲスト側から手土産を一つ用意して、「今日はお招きありがとう。」とホストにお渡しするのも良いでしょう。
会費制の提案
ワインは持ち寄りでも、料理はホストにお任せする場合、食材費やホームパーティにかかる費用はホストが負担することが一般的です。人数が多くなれば費用も膨らみますので、ホストとの間柄にもよりますが、友人同士の集まりであれば、ゲスト側から会費制を提案するのも良いと思います。
ちょっと遅れての到着と、到着前の連絡
ぎりぎりまでパーティの準備をしてくれていることも多いので、ホストとしては、約束の時間よりほんの少しだけ遅れてきてもらえるとホッとするものです。「あと○○分くらいで着きます」や、「何か買い忘れたものはある?」と連絡を入れてあげることもホストへの気遣いに。
お開きのタイミングを気遣う
会費制と同じように、ホストから言い出しにくいのが「お開き」。楽しいパーティであればあるほど、時間が過ぎるのは早く、ついつい終わりの時間を忘れてしまいます。ゲストが帰宅した後も、ホストはパーティの後片付けがありますので、終わりの時間が近づいてきたら、ゲスト側からお開きの提案を。
まとめ
いろいろなワインを楽しめるワインパーティでは、自分ではなかなか選ばないワインを知ることができた、この料理にはこんなタイプのワインが合う、といった嬉しい発見があります。回を重ねるほど、これからのワインのある生活がより楽しいものになるはずです。
おうちでワインパーティを開いてみませんか?