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ビオディナミ
bio dynamique(仏)
栽培・醸造用語 -
化学肥料や除草剤、殺虫剤などの化学物質を使わない有機栽培に加え、オーストリアのルドルフ・シュタイナー博士が農業暦をもとに作ったビオディナミカレンダーを用いるなど、さらに発展させた農法。プレパラシオンといわれる天然成分の独自の調合剤を使用する。銅、酸化防止剤(亜硫酸塩)は天然に存在する物質のため使用が許可されるが、制限値は有機栽培よりもさらに厳しくなる傾向がある。ビオワインと呼ぶ人もいるが、ビオワインには定義がないので曖昧な言葉である。
【写真:南半球のビオディナミ・カレンダー】
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ワンポイント!
有機認定と同じく認定団体による認証にはお金がかかる。また、認証の規定に縛られることなく高みを目指す生産者もあるので実際はビオディナミ相当のことを実践しているが認証がない、という生産者もある。
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別名
バイオダイナミック農法,バイオロジカルダイナミック農業,生命力動学農法,シュタイナー農法
関連ワード
ビオワイン、デメテール、オーガニックワイン、プレパラシオン
更新日
2021-09-28