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パリスの審判
Judgement of Paris(英)
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1976年、パリで開催されたフランスワインとカリフォルニアワインのブラインドテイスティングで、フランスの審査員達の評価が一番高かったのが、カリフォルニアのワインであった為、世間に大きな衝撃を与えた。
当時はフランスワインにカリフォルニアのワインがかなう訳が無いと思われていた時代であり、主催したスティーブン・スパリュア氏もカリフォルニアワインのレベルが上がっている事を知ってもらいたかっただけで、対決させる意図は無かったのだが、結果、大騒ぎとなった。
この事件をきっかけに、カリフォルニアだけでなくニューワールドでのワインへの関心・評価が高まり、ワインの地図が大きく塗り替えられる事になった。
ギリシャ神話の有名な話、『パリスの審判』にかけて、ワイン史における、『パリスの審判』と呼ばれている。
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別名
パリ試飲会事件,パリ・テイスティング
関連ワード
スティーヴン・スパリュア、ブラインドテイスティング、ニューワールド
更新日
2023-12-13