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オークスティーブ
Oak Staves
栽培・醸造用語 -
ワインに樽の風味をつける目的で使用される木片。
高価な木製の樽を使用せずにワインに樽の風味がつけられるため利点が多く、今や一般的なワイン材料の一つになっている。木樽と同じ素材でできていて製品によってオークの産地や焼き具合を選べる。
著名なソムリエでもオーク樽熟成とオークスティーブ熟成のワインが判らないこともあり、コストパフォーマンスの高いワインを造るテクニックの一つとして活用されている。細かい木片状のものから角材のような棒状のものまで形は様々。
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ワンポイント!
主にニューワールド産などのリーズナブルな価格のワインで使用される。本物の木樽と違いワインに適度な酸素を供給して熟成させる機能はないのであくまで樽の風味付けである。そのためマイクロオクシジェネーションなどの技術を併用して熟成を促すテクニックも考え出されている。本物の樽を使用して高級ワインを造るワイナリーでは敬遠される。
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類似表現
オークスティーヴ,オークチップ
関連ワード
木樽
更新日
2022-12-20