シェリーの産地に多く見られる白い石灰分の含有量の多い土壌。 この土壌は極めて白く、硫酸カルシウム、粘土、珪土に富み、湿度を保ち冬場の雨を地中に蓄えることで、夏の乾燥に備える一方、フロールの形成を阻害する鉄分などのミネラルは少ないのが特徴。 シェリーの産地、ヘレス・デ・ラ・フロンテラ、サンルカール・デ・バラメダ、エル・プエルト・デ・サンタ・マリアの黄金の三角地帯、さらにトレブヘナの一角に広がる土壌。“ヘレス・スペリオール”といわれる最上区画となっており、この土壌がシェリーの品質にとって最も重要な要素である。