-
ボナルダ
Bonarda
ブドウ品種 -
アルゼンチン、北イタリアで主に栽培されている赤ワイン用品種であるが、北イタリアでは複数の異なる品種に『ボナルダ』と名前がつけられており、誤解を招きやすい。
アルゼンチンでは主要な品種となっており、主にメンドーサで栽培されている。19世紀末から20世紀にかけてイタリア移民によりアルゼンチンに持ち込まれたとの説があるが、アルゼンチンのボナルダは近年のDNA解析により、イタリアのボナルダ・ピエモンテーゼやその他イタリアでボナルダと呼ばれているどのブドウでもなく、フランス・サヴォワ原産のドゥース・ノワール(シノニムはシャルボノ、コルボー)であると判明している。
アルゼンチンでは果実味豊かな比較的お手頃なワインが作られている。
-
ワンポイント!
別品種が同じ名前で存在するのは紛らわしい、と思うのは私だけでは無いはず。
-
関連ワード
フィロキセラ、アルゼンチン、メンドーサ、シノニム
更新日
2022-04-17