-
カベルネ・フラン
Cabernet Franc(仏)
ブドウ品種 -
フランスの主要な黒ブドウ品種のひとつで、カベルネ・ソーヴィニヨンの親品種と言われている。主な産地はフランスだが、次いで、イタリア・トスカーナ、カリフォルニアなど多くは無いが広く栽培されている。
重すぎないスタイル、程よい清涼感、アロマティックさをワインにもたらしてくれる品種。
カベルネ・ソーヴィニヨンより熟するのが少し早いので、冷涼な産地でも栽培が向いており、フランスの中では、ロワール地方やボルドー地方でもサン・テミリオンを中心に栽培されている。
ボルドー地方ではブレンドに少量使われる事が多いが、ロワールのカベルネ・フランの代表ともいえるシノンやその他の国では100%で造られる事も多い。
-
ワンポイント!
以前は、カベルネ・フランの品種の特徴はピーマンを想わせるヴェジタルな香りと言われる事が多かったが、どちらかというとそれは未熟の際に生じる香りで、研究、温暖化が進んだ今は、カベルネ・フランの特徴とはされない。
-
別名
ブルトン,フラン,CF
関連ワード
シノン、ブレンド、カベルネ・ソーヴィニヨン
更新日
2022-09-14