-
ラ・プラス・ド・ボルドー
La Place de Bordeaux(仏)
流通・サービス -
フランス、ボルドー地方の販売システムで、シャトーからクルティエへ、クルティエからネゴシアン、ネゴシアンから各国に販売される。
多くの国ではワインは生産者から輸入業者、もしくは、生産者から仲買人を通して、輸入業者と取引がされ、1対1で販売契約がなされているのに対し、このラ・プラス・ド・ボルドーという仕組みのもとでは、一つのシャトーのワインが複数のクルティエから、複数のネゴシアンを通し、複数の輸入業者へと販売される、オープンマーケットに近い販売方式。
市場のニーズによって価格が変動する点、売買する者は、販売を独占できない点、などはデメリットと言えるが、生産者は販売の手間を省ける、ワインを広く販売できる、知名度が上がる、といったメリットもある。
元来、ボルドーワインのみが取り扱われてきたが、1996年にチリのワインであるアルマビバ、2004年にカリフォルニアのワインであるオーパス・ワンの扱いなどに次いで、スーパータスカン、ナパのカルトワインなども扱われるようになってきている。
-
別名
ラ・プラス,ザ・プラス・ド・ボルドー
類似表現
ラ・プラス・デュ・ボルドー,プラスドボルドー
関連ワード
ボルドー、プリムール、ネゴシアン、クルティエ
参考
更新日
2022-08-31