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内容 | 【ハイディワイナリー設立から現在までの喜怒哀楽、目指すワイナリーの形。アルバリーニョとシャルドネからアプローチする可能性の追求。】 「ハイディワイナリー」の“ハイディ”は、アルプスの少女“ハイジ”のドイツ語が由来です。 株式会社ハイディワイナリー代表取締役であり栽培醸造責任者である高作さんがワイナリーを造ることにきっかけになったのはマイエンフェルトに縁がある。 「高校のころ、スイスに留学をしていました。当時はまだワイナリーに興味を持っていませんでしたが、大学生のときに旅行で再びスイスを訪れ、そこでスイスの人々が自国のワインを消費していることを知り、ワイナリーに興味を持ち始めたことがハイジの舞台になっていた村とつながったのがきっかけでした。」 「ワイナリーを造るには日本以外考えられなかった。」 風光明媚な海沿いの土地で、景色が良くて、空気も澄んでいて、何よりも海産物が美味しいところ、そして土壌分析の結果、辿り着いた「能登半島」というテロワール。 一般的に多雨多湿の日本海型気候の北陸の高い湿度はブドウ栽培の最中に病気を引き起こす天敵ですが、ハイディワイナリーにおいてはこの懸念がありません。 ブドウ畑は海から高台になっていることで風通しがよく、斜面を利用して水はけのよい土地となっている。また、ボーリング調査の結果から能登半島の土壌は海底だったところが隆起してできた土地で、砂利と砂、粘土が入り混じり、ミネラル分が豊富ということがわかっており、ブドウ栽培に最適の土地となっています。 ハイディワイナリーでは日本海を見下ろすふたつのエリア(皆月鵜山・千代)で、年間を通して7品種・約8,000本のぶどうを栽培しています。 ぶどう畑のある奥能登は、栽培時期である春先から秋にかけての降雨量が少なく(日照時間が豊富)寒暖差もあることから、糖度の高いぶどうを栽培しやすいのが特徴です。 そして、1ha当たり6000kgまで収穫量を意図的に減らして糖度を23度まで高め、十分に完熟したぶどうを収穫できるよう努めています。 現在、ハイディワイナリーの取引先には数多くのお寿司屋さんがその名を連ねている。 瓶内二次発酵のスパークリングワインが白身のような淡白な寿司に合ったためだという。淡白なものだけではなく他の海産物にも白ワインが合うと評判になり注文が後を絶たない。 高作さん自身が、「白ワインは、海の幸と合わせて味わってほしい」という強い思いを持ち、ぶどう栽培とワイン醸造に心血を注いだ先の結実です。 ≪講師≫ 株式会社ハイディワイナリー代表取締役 栽培醸造責任者 高作 正樹様 『海産物に合う、ピュアなワインを目指す』それが一貫した哲学。 科学的なアプローチに基づき、能登半島の新鮮な海産物に合うピュアなワインを造ることを目指し毎年工夫しています。 「複合的な要素がバランスよく支えあうことが今後のハイディワイナリー、大きくは日本ワインに大切。」だとお話されています。 シルバー世代の働く生きがいを提供し続けるすることがミッションに掲げる情熱派です。 1人の青年があの時にスイスで見たハイジの舞台を能登に描き出し、物語として確かに着実に歩みを進めています。 ハイディのワインが地域に根差し愛され、なぜここまで多くの方に求められるのかを本セミナーを通して感じていただければ幸いです。 本セミナーでは、千里アルバリーニョ2022とクララ2021をテイスティングの中核に添え、ブドウの個性を最大限引き出しながら、醸造アプローチで「能登」のワインとしてのキャラクターを引き出す醸造家としての進化、そして真価に迫ります。 今回を機に能登のテロワールを感じ、高作様と実際にお話しすることで、この先に海産物を食べる際のペアリングに皆様から選ばれるのが「ハイディ」のワインになることを願っております。 そして、今回のセミナーの中で試飲していただくワインはすべて販売もございます! ご購入していただいた方には高作様のワインへのサイン・お写真を対応させていただきます。非常に貴重なワインが集まりますので、このすばらしい機会をお見逃しなく! ≪試飲ワイン≫(希望小売価格) 禅の里スパークリングわいん 千里セミヨン2022 千里アルバリーニョ2022 クララ2021 千里メルローロゼ2022 相承キュヴェメモリアル2020赤 ≪販売ワイン≫(希望小売価格) 禅の里スパークリングわいん 千里セミヨン2022 千里アルバリーニョ2022 クララ2021 千里メルローロゼ2022 相承キュヴェメモリアル2020赤 |
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開催日 | 2023年11月4日(土) |
開催時間 | 13:00~15:00 |
場所 | アカデミー・デュ・ヴァン 青山校 渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山ガーデンフロア(B2F) |
会費 | 6,600円(税込) |
その他 | 講師:株式会社ハイディワイナリー代表取締役 栽培醸造責任者 高作 正樹様 |
詳細 | https://www.adv.gr.jp/curricula/detail/14750 |