スペイン ナバーラ

ボデガス・アスル・イ・ガランサ

ワインを愛する3人の若者が届けるエレガント・ビオ!

San Juan, 19, 31310 Carcastillo Navarra, Spain

スペイン北東部の砂漠地帯でワインを造る“たった一軒”のボデガ

スペイン北東部の砂漠地帯でワインを造る“たった一軒”のボデガ

写真:自然な栽培を育む砂漠の気候

■クオリティの高い、自然なワイン造りを目指して
ボデガス・アスル・イ・ガランサの設立は2000年。ピレネー山脈にもほど近いスペイン北東部ナバーラD.O.に、若い仲間3人が立ち上げたワイナリーです。ワイナリー設立の動機は、「自分たちが理想とする自然なワイン造り」を実践すること。醸造家のマリアとダニエルは、もともとカタルーニャの醸造学校で同級生でしたが、そこで学ぶうちに二人は「ワイン造りとは技術ではなく、自然な表現が生まれる手助けをすることだ」という考えを共有するようになります。醸造学校を卒業後、それぞれ修業のために別の道を歩み、ブルゴーニュ、オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチンなどで経験を積みますが、その一方で、自分のワインを造りたいという夢は膨らんでいきます。そして2000年、マリアの兄でアーティストでもあるフェルナンドを迎え遂に夢の第一歩を踏み出したのです。

■有機栽培にはこれ以上ない最適の地
満を持して選んだのは、国立公園にも指定されているヨーロッパ最大の砂漠地帯ラス・バルデナス・レアレスの一端、カルカスティーリョ村に50年以上もの間打ち捨てられていた一軒の元協同組合。畑はもちろん砂漠の外にありますが、砂漠の乾燥した空気とピレネー山脈から吹き降ろす北風のお蔭で病気や害虫を寄せ付けません。気候的に難しい地で有機栽培を実践するのは大変なことですが、このテロワールのお蔭で、ワイナリーでは無理なく自然な栽培に取り組むことができるのです。

有機栽培の実践

有機栽培の実践

写真:畑の手入れをするマリア

自然なワイン造りを実践するワイナリーでは、土壌に合わせたブドウの自然な生育サイクルを大切にしています。

◆健康を育むテロワール
畑は隣接するバルデナス砂漠と北に控えるピレネー山脈の風のおかげで、有機栽培には大変優れた土地で、ほとんど病気の心配がありません。一般に乾燥したスペインですが、ナバーラなどの北東部では雨に悩まされる地域もあります。しかし砂漠の乾燥した空気により病気が発生することは稀な上に、ピレネーの涼風もブドウを健康に保つことに役立ちます。

◆健康なブドウ
砂漠地帯という極限の環境下にあるため、ブドウの木は自ずと木の根を地中深くまで伸ばしてしっかりと根を張っていきます。あまりに乾燥した年は、灌漑が必要になることもありますが、この時はピレネー山脈の雪解け水をうまく利用することができます。畑は州政府から正式な認証を受けた有機栽培ですが、病気がほとんど発生しない為、例えば有機栽培で許される硫黄や銅なども使う必要は全くありません。

◆ハーブの利用
病気の心配は少ないとはいえ、より健康なブドウを育てるための工夫は欠かせません。アスル・イ・ガランサのユニークな試みとして、ハーブエキスの利用があります。トクサ、イラクサ、カミツレなどのハーブを煎じたものを畑に撒くことで、ブドウの樹にエネルギーを与えることができ、抵抗力が増すようになります。これはビオディナミの考え方を取り入れたもので、ホメオパシー医療にも似ています。

柔らかくエレガントなワイン

柔らかくエレガントなワイン

写真:健康なブドウが命

■テロワールを自然に表現する柔らかくエレガントなワイン
リリース当初、アスル・イ・ガランサのワインはその柔らかくエレガントなスタイルで人々を驚かせました。ナバーラというD.O.の古いイメージ、タニックで濃いというステレオタイプのスペインのイメージとは全く違う、きれいで自然なスタイルが特徴です。ボデガのこうしたスタイルを実現するのが、自然な栽培で収穫した完璧なブドウ、区画ごとの醸造、自然酵母、醸造タンクの選び方等あらゆる面での注意深い配慮が、それを可能にしています。
「私たちのワインは、一本のボトルに託された五感の旅をお届けするものです。ワインが育まれた太陽や雨、土地や風を感じながら楽しんで飲んでもらうことで、これからワインを通して出会う様々な世界への個人的な探求への始まりとなることを願っています。」

テロワールを写し取った美しい名前

テロワールを写し取った美しい名前

写真:沈む夕日もまたアスル・イ・ガランサ

■ワイナリー名:アスル・イ・ガランサ
スペイン語で「アスル」は青、「ガランサ」は、輝きのある深い赤色を意味します。
「アスル」はスペインと畑のテロワールの象徴である、空の青さから来ています。強い日差しと乾燥した空気のスペインは、空の青さが違います。そのスペインでもワイナリーのある砂漠地帯の空の青さは群を抜いています。強烈な青さはワイナリーの心そのもの。この青さに、「ガランサ」が混ざると、フレッシュで凝縮感に溢れた果実の色、つまり彼らの赤ワインの色になります。ボデガの名前には、その想いが込められています。

バランスの良さで高評価を獲得!

■641582 フィエスタ 2012
「リアル・ワイン・ガイド 2014 冬号」旨安ワイン
「ステファン・タンザー 2013」89点
「ワイン王国 2014年11月号/1000円台のスペイン赤」 3ツ星

■644870 アブリル・デ・アスル・イ・ガランサ 2012
「インターナショナル・オーガニック・ワイン・アワード 2013」 金賞(94点)
「ステファン・タンザー 2013」90点

■646695 ガルシアーノ 2012
「インターナショナル・オーガニック・ワイン・アワード 2014」 特別金賞(96点)
「チャレンジ・ミレジム・ビオ 2015」金賞

■645397 セイス・デ・アスル・イ・ガランサ 2011
「ステファン・タンザー 2013」91点
「デキャンター誌 2014年2月号/ナバーラの赤」Highly Recommended

■646694 ビウラ・デ・アスル・イ・ガランサ 2013
「インターナショナル・オーガニック・ワイン・アワード 2014」 金賞(91点)

口コミ

  • スペインの砂漠の地で育つ葡萄と言うこともあり、一滴一滴から葡萄の力強さを感じる。
    温暖の地のワインだからか、心なしか滑らかに酔いがまわる。
    肉などのメイン料理に合わせて急いで飲むというよりは、生温かいオードヴルや珍味と一緒に味わいたいワイン。
    バーでフルボディ好みの方にはオススメかも。

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公開日 :
2012/07/19
更新日 :
2012/07/19

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