イタリア フリウリ ヴェネツィア・ジューリア

ヴィエ・ディ・ロマンス・ソチエタ・アグリコーラ

「北の巨匠」ジャンフランコ・ガッロ氏が造り出す珠玉の白ワイン

Loc. Vie di Romans, 1 - Mariano del Friuli - Gorizia - Italy

独特の深みと奥行き、エレガントな酸。他にはない、際立った個性。

独特の深みと奥行き、エレガントな酸。他にはない、際立った個性。

イタリアで尊敬され信頼を集める北イタリア白ワインの巨匠、ジャンフランコ・ガッロ氏。
1世紀もの間、ガッロ・ファミリーの手によって大切に守られ、築き上げられてきた葡萄栽培とワインづくりは、1978年から参画した一族の3代目、ジャンフランコ・ガッロ氏の手によって歴史的な改革が進められ、その惜しみない情熱と努力、愛情が世界中のワイン愛好家を魅了します。独特の深みと奥行き、エレガントな酸。他にはない、際立った個性。ヴィエ・ディ・ロマンスの魅力に触れて下さい。

テロワールを構成する4大要素《人間・気候・ブドウ品種・土地》

テロワールを構成する4大要素《人間・気候・ブドウ品種・土地》

ジャンフランコ・ガッロ氏は「良いブドウを作るにはテロワールを構成する4つの要素を理解することが不可欠。すなわち《人間・気候・ブドウ品種・土地》。その中で最も重要な要素は《人間》である。」といいます。決して投資目的や流行に流されるのではなく、良いワインを造るにはテロワールに最も適したブドウ品種を栽培し、凝縮したブドウを作り、完熟期を迎えたブドウを最高のタイミングで収穫することだ、というのが彼の哲学であり、これこそが人間の果たすべき役割であると考えているからです。

魅惑のブドウ マルヴァジーア・イストリアーナ

魅惑のブドウ マルヴァジーア・イストリアーナ

写真:生育中のマルヴァジーア・イストリアーナ

ヴィエ・ディ・ロマンスが造る「ディス・クミエリス」と「フロールス・ディ・ウイス」に使用されているブドウ品種、マルヴァジーア・イストリアーナ。マルヴァジーアと呼ばれる品種の起源には諸説あるそうですが、17世紀にヴェネツィアの商人がマルヴァジーアと呼ばれる品種をギリシャから持ってきたことで徐々に広がったとされています。マルヴァジーアには様々な名称がありますが、マルヴァジーア・イストリアーナはスロヴェニアとクロアチア国境にあるイストリア半島で1300年頃には栽培されていたことが分かっており、伝搬したことからこの名称がついております。生産量は非常に少ないですがフリウリを代表する貴重なブドウ品種となります。フレッシュな酸味とトロピカルフルーツのアロマが際立つ特徴的な味わいの品種です。

Vie di Romansの名前の由来

ワイナリーの所在する場所に、ローマ時代の道が有り、この道は
アクイレイアからチヴィダーレという街を結ぶ道でした。
ローマ人の道という意味で、Vie di Romans=ヴィエディロマンスとなっています。

2015年 / パーフェクトな収穫を迎えた当たり年

4月は雨が少なく気温が高く素晴らしい春を迎えました。5月も引き続き高めの気温で推移。6-7月に適度が雨降るも長雨にならず、水不足の心配も無く非常に素晴らしい状態で初夏に突入します。7月末から気温が上がり始め、40度に近い日も何日かありましたが初夏から収穫までの間は昼夜の気温差がかなり有ったので、気温が上がった日でも夜は涼しく、葡萄の育成には完全にマッチ。パーフェクトな年になったと言えるでしょう。収穫は9月上旬から始まり雨に当たる事無く完全な状態で収穫が行われました。ジャンフランコ氏自身、特にオススメするのは、ソーヴィニヨン、シャルドネ、ピノ・グリージョの3種。また、地品種は香りに品種の個性がよく出ているヴィンテージで早い段階からでもワインを楽しめるし、結構な熟成もさせられるとの事。2015年は記念すべき素晴らしいヴィンテージで自信にあふれる年になりました。

2016年 / 太陽の温かみと、豊かな酸が感じられる当たり年

年明けから、平均年よりも暖かくなり結果的に発芽が少し早まりました。春の後半からは雨が降り出し、5月下旬から6月中旬に掛けて20日続けて雨が降りました。その後気候が回復し、日中の気温は30度を越え始め、収穫期まで安定した気候が続きました。温暖なヴィンテージとなったが昼夜の寒暖差もしっかりあり、香りの熟成、タンニンの熟成も良く、完熟した葡萄を収穫出来ました。ワイン全体の出来上がりは素晴らしく、味わいも豊かで香りには太陽の温かみがかなり感じられます。オーナーのジャンフランコ氏もワインの出来上りは非常に満足しており、自身が作った年の中でも、素晴らしい年の1つです。

ヴィエ・ディ・ロマンスの各商品を一言で表すと!

■チャンパニス ヴィエリス シャルドネ
(樽なし)
樽を使っていないとは思えないほどの圧倒的な果実のボリューム感!
オレンジやメロンの香りなど複雑な香りが堪能できる。

■ピエーレ ソーヴィニヨン
(樽なし)
『ピエーレ』=『石』の意味。完熟状態のソーヴィニヨンをステンレスタンクのみで仕上げた1本。
ミネラルの余韻、イタリアのソーヴィニヨンのイメージが覆える凝縮感。

■ヴィエ・ディ・ロマンス シャルドネ
(樽あり)
『北の巨匠』の凄さが分かる必ず飲んでいただきたいワイン。
凝縮感・ミネラル感・酸・どれもが洗練された圧倒的なスケール感。

■ヴィエリス ソーヴィニヨン
(樽あり)
完熟状態のソーヴィニヨンを使用、樽で熟成させた手の込んだ1本。
フルーティだが、樽のボリューム感があり見事というほかない。

■フロールス・ディ・ウイス
(樽なし)
3つの品種をブレンドした個性的なワイン。フリウリの方言で「葡萄の花」を意味。
金木犀をはじめとした魅力的な花の香りが広がる。

■ディス・クミエリス マルヴァージア
(樽なし)
年産約7000本の極少生産ワイン。マルヴァジーア・イストリアーナ種の個性が堪能でき
フローラルで桃やアプリコットの甘酸っぱさと硬質なミネラル感が楽しめる。

■ドレエ フリウラーノ
(樽あり)
フリウリの地品種から造られ、青リンゴの香りや柑橘系の香り、
フレッシュな酸味が感じられる。ヴィエ・ディ・ロマンスの中で最も爽やかさのある1本。

■デッシミス ピノ・グリージョ
(樽あり)
白桃やリンゴ、濃厚な舌触り。灰色ブドウ、ピノ・グリを使用したヴィエ・ディ・ロマンスで
一番個性の強いワイン。毎年の仕上がりに違いが出ているユニークなアイテム。

■マウルス
(樽あり)
北イタリアであえての国際品種メルローに挑む、ジャン・フランコ氏挑戦のワイン!
熟したフルーツのニュアンスがあり、タンニンは細かく、エレガンスを併せ持つ。

口コミ

  • さすが!北の巨匠と呼ばれる造り手さん。
    もともと大好きなソーヴイニヨン・ブランもさることながら、
    ピノ・グリージョも素晴らしい!

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公開日 :
2012/07/19
更新日 :
2012/07/19

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