-
赤ワイン産地おすすめワイン
バローロとバルバレスコ その違いは?【2018】
一度は耳にしたことがあるイタリアを代表するワイン。その違いは?
-
クリスマスや忘年会など、レストランで食事をする機会が増えるこの時期。
国内のレストランの中でもイタリアンレストランの数は多いので、イタリアワインを楽しむ機会も増えるのではないでしょうか。
「バローロ」、「バルバレスコ」と言えば、一度は耳にしたことがあるイタリアを代表するワイン。では、バローロとバルバレスコ、その違いとは?
バローロ、バルバレスコはイタリアワインの最高峰格付けであるD.O.C.G.に認定されるピエモンテ州の赤ワイン。どちらもネッビオーロ種で造られる長期熟成型のワインです。
バローロは「イタリアワインの王」と称され、19世紀にサルディーニャ王国のカルロ・アルベルト国王に気に入られ、称号を与えられたことが由来とされています。
38ヶ月以上の熟成期間が義務付けられ、伝統的なスタイルのバローロは、強靭なタンニンと男性的な力強い印象。1980年代にはバローロ・ボーイズというモダン派の生産者が登場し、現在では、モダン派・伝統派という枠組みを超え、それぞれの生産者のスタイルが確立しています。
対するバルバレスコは、しっかりとしたタンニンはありながらも、伝統的なスタイルのバローロに比べると滑らか。ネッビオーロの繊細さや女性的なエレガントさがあり、「イタリアワインの女王」と称されます。最低熟成期間は26ヶ月。
伝統に敬意を払い、それぞれの生産者が表現したいスタイルのワインを造る現在。
二つのワインの特徴を明確に伝えることは難しくなりつつありますが、ワイン好きが集まる食事会で、飲み比べを楽しんでみる価値ありです。
-
-
イタリア ピエモンテ
カンティーネ・サン・シルヴェストロ
バローロ パトレス
スーペリアクラス
赤
スティルワイン
-
歴史と伝統のある家族経営の生産者。ブリッコ・フィアスコはアゼリアを経営するスカヴィーノ家だけが所有する畑。優れたバランス感と果実の密度があり、柔らかく温かみを感じるワイン。
-
イタリア ピエモンテ
アジィエンダ・アグリコーラ・アゼリア
バローロ ブリッコ・フィアスコ
プレミアムクラス
赤
スティルワイン
-
時に「バローロのロマネ・コンティ」と評される、バローロ最高峰の生産者。伝統的なスタイルを堅持し、優美さと芯の強さを併せ持つ洗練されたバローロ。
-
イタリア ピエモンテ
ブルーノ・ジャコーザ
バローロ ファッレット
プレミアムクラス
赤
スティルワイン
-
イタリア最高のブドウ栽培家として高く評価されるバルバレスコの名手。ヴァッレグランデの畑から生まれるこのワインは、率直で親しみやすいバルバレスコ。
-
イタリア ピエモンテ
カ・デル・バイオ
バルバレスコ ヴァッレグランデ
ラグジュアリークラス
赤
スティルワイン
-
「バルバレスコの特級」と呼ばれる、ブルーノ・ジャコーザが造るバルバレスコ。自社畑のアジリから生まれるこのワインは、精緻を極めた濃厚な味わいに圧倒されます。
-
イタリア ピエモンテ
ブルーノ・ジャコーザ
バルバレスコ アジリ
プレミアムクラス
赤
スティルワイン
口コミ
口コミする
もっと見る
- 公開日 :
- 2018/12/14
- 更新日 :
- 2018/12/17
バローロの伝統的な大樽熟成でテロワールの特性を生かしたワイン造りを行い、銘醸地ながらリーズナブルなワインが人気の生産者。バローロの中では繊細さを感じる味わい。