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フランス ブルゴーニュ
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ
透明感溢れるナチュラル系ヴォーヌ・ロマネ
- 9 rue des Communes, F-21700 Vosne Romanee
18世紀から続くヴォーヌ・ロマネの名門「ラマルシュ家」
写真:ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ
ラマルシュ家の歴史は1740年頃にまで遡るというまさにヴォーヌ・ロマネの名門。その後19世紀の終わりごろから徐々に所有する畑を拡充、20世紀の初めに樽職人であったアンリ・ラマルシュ氏とシャンボル・ミュジニー出身のマリー・グリヴレ氏が結婚し、今日のドメーヌが設立されました。当時既にワインはドメーヌ元詰で販売されていたといいます。
そして彼らの息子であるアンリ・ラマルシュ氏(同じくアンリと名付けられた)の代になってかの有名な畑「ラ・グランド・リュ」を1933年から所有するようになります。その後1985年に現在のドメーヌ名にもなっているフランソワ・ラマルシュ氏がドメーヌを相続。ラ・ターシュとロマネ・コンティという偉大な特級畑に挟まれながらも一級畑だったラ・グランド・リュを特級畑にするべく尽力。遂に1992年に正式に特級畑へと昇格を果たしました。
その後21世紀に入りドメーヌでは世代交代が進んでいます。2003年にフランソワ氏の娘ニコル・ラマルシュ氏がドメーヌに参画。有機栽培に取り組み、現在ではビオディナミ農法を実践、栽培から醸造までを担当しています。2013年に不慮の事故によりフランソワ氏が他界するという悲しみを乗り越え、ドメーヌは進化を続けているのです。
新たな世代に託された未来
写真:左から:ジェネヴィエヴ、ナタリー、ニコル、マリーブランシュ、故フランソワ・ラマルシュ氏
現在ドメーヌは故フランソワ・ラマルシュ氏の娘ニコル氏が栽培から醸造までを担当。畑作業~醸造面まで新たな挑戦を続け、ドメーヌ復活をフランス国内外に強く印象づけています。またニコルの妹であるジェネヴィエヴは経理を、母のマリーブランシュと従妹のナタリーがセールス部門を担当しており、古き良き家族経営の伝統を守っています。
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