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マセラシオン
Maceration(仏)
栽培・醸造用語 -
赤ワインを造るとき、アルコール醗酵中の果汁にブドウの果皮や種子を漬け込み、色素やタンニンなどを引き出す工程。日本語では「醸し」と呼ばれる。
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赤ワインのアルコール醗酵が始まって数日すると、果皮から赤色の色素成分であるアントシアニンが、種子や果皮から渋味の主成分であるタンニンがワインに溶け出してくる。この抽出の過程をマセラシオンという。
醗酵が進むと果皮や果肉は二酸化炭素によって液面上に浮かび、果帽(かぼう/キャップ)と呼ばれる層を形成する。この部分を液体とよく接触させて抽出を促すため、ピジャージュやルモンタージュを行う。
マセラシオンは一般的に赤ワインの醸造で行われる工程で、期間の長さによってワインの色の濃さやタンニンの強さが大きく変化する。
なお、似た言葉にスキン・コンタクト(skin contact)があるが、こちらはアルコール醗酵前の果汁に果皮を漬ける操作を指し、主に白ワインの香味成分を引き出す目的で用いられる。
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ワンポイント!
紅茶のティーバッグをお湯に浸して色や渋み、香りを引き出すのと似たイメージの工程
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別名
醸し,果皮浸漬
類似表現
マセレーション
関連ワード
マセラシオン・カルボニック、コールド・マセレーション
更新日
2026-03-13

