SO2

Sulfur dioxide（英）

栽培・醸造用語

硫黄を燃やした時に発生するのがSO2（二酸化硫黄）であり、ワイン業界では亜硫酸、亜硫酸塩とも呼ばれている。

ワインに添加する目的は、SO2（二酸化硫黄）の持つ「抗酸化作用」を利用しワインの酸化を防止することが第一である。加えて、「抗菌作用」、「酸化酵素の活動防止」、「酸化したワインの調整」の効果がある。

SO2（二酸化硫黄）は添加の際は表示の義務があるが、空気中にもSO2（二酸化硫黄）は存在し、醗酵によってもSO2（二酸化硫黄）は生成される為、「亜硫酸塩無添加」のワインにもSO2（二酸化硫黄）は存在する。

添加の場合はワインの裏ラベルには「酸化防止剤（亜硫酸塩）」等で表示される。

ワンポイント！

酸化防止剤としてはビタミンCを併用する事も多い。化学的な理由でビタミンC単体では酸化防止効果は十分ではなく、必ずSO2（二酸化硫黄）とともに添加する必要があるのだが、ビタミンCを併用することで本来添加が必要とされるSO2（二酸化硫黄）の量を少なくすることができる、とのこと。

• 別名

  二酸化硫黄

• 類似表現

  亜硫酸塩,亜硫酸

• 関連ワード

  酸化防止剤、酸化、亜硫酸塩、亜硫酸、抗酸化作用

• 更新日

  2022-11-01

関連ワード