スペイン北西部の、リアス式海岸南部に位置する産地で、主にアルバリーニョ種を使って造られる爽やかな辛口の白ワインが有名(ごく少量赤ワインも生産されている)。 湿度の高い地域なので棚仕立で栽培される事が多かったが、最近は垣根仕立も増えている。柑橘系のアロマに、凝縮された味わい、樽を使わないフレッシュなスタイルが多い。1988年にD.O.(原産地呼称)に認定されている。
『リアス』というのは、スペイン語で『入り江(ria)』という意味であり、ここのリアス・バイシャスを含んだガリシア地方の入り組んだ海岸が『リアス式海岸』の名前の由来となっている。