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クヴェヴリQvevri(ジョージア)

  • 関連ワード:ジョージア、オレンジワイン、アンフォラ

ジョージアの土を使い、窯で焼き上げられた素焼きの壺/甕で、ワインの発酵、醸造に使われる。ジョージアでは伝統的にこのクヴェヴリを使い、発酵・醸造を行ってきた。クヴェヴリは基本、地面に埋められて使用される。サイズは様々で、小さなものから人が十分に入れる位の大きさ(数百リットルから数トン)のものまである。いわゆる素焼きのため、中の液体は壺壁から滲み出ていく。 現在はヨーロッパ各国、日本にも輸出されている。ちなみに、このクヴェヴリを使った製法は2013年にユネスコ文化遺産に登録された。

ワンポイント!

クヴェヴリは、ジョージアの土を使いクヴェヴリ職人が窯で焼き上げた素焼きの壺。古くは各地方にクヴェヴリを造る窯元があったが、時代の変化とともにその数は減り、現在では10社程に減っている。全てが手作業で製作される事から時間と熟練の技術、経験が必要な職業である。 窯元では職人がジョージアで採掘された粘土を練り、高さ10cm程の帯状の塊を作り、下から順に積み上げるように重ねては休ませ、乾燥させ、また積み上げる、という地道な作業を数週間かけて行い、大きな卵を逆さにしたような形状の壺を製作する。 季節や湿度にもよるが完成した壺が高温で割れないように、1週間近く乾燥させ、数日から1週間かけて大きな窯で900-1200度の高温で焼き上げる。 焼きあがったクヴェヴリは割れないようにゆっくりと冷まされ、内部には蜜蝋をコーティングして密度を上げることでワインの流失を防ぐ。更に外側には強度を高めるために石灰やセメントが塗られる。 ワインの蔵元によっては蜜蝋を好まない事から、あえて素焼きの物を購入する蔵もある。 アンフォラと似ていて、混同されやすいが、アンフォラは基本保管・輸送用の器であり、クヴェヴリは発酵、熟成の為の容器である。

  • 更新日:2018/09/30

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