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シュタインフェーダー
Steinfeder(独)
ワインの産地・名前 -
オーストリア、ヴァッハウ地区の独自の品質分類で、軽いスタイルの白ワインのカテゴリー。
シュタインフェーダーというのは直訳すると、Stein(シュタイン)(=石)+Feder(フェーダー)(=羽)。ふわふわした綿毛のような『スティパ・ペンナータ』という野草がヴァッハウの産地の辺りに自生しているのだが、その羽の様に軽く、香りの良い野草が、軽くチャーミングなワインのイメージに合うので、この名前がついた。オーストリア国内のワイン法で区分すると、『クヴァリテーツヴァイン』のランクに属する。
KMW糖度は15~17度要。残糖4g以下の辛口、アルコール度数は11.5度以下。
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ワンポイント!
協会自身も言っているが、こういうふんわりした概念でのワインの品質分類は、世界的にも例を見ない。 ちなみに、スティパ・ペンナータという野草は、タンポポの綿毛を長く伸ばしたような形状をしている。ご興味のある方は、是非ヴァッハウの協会のHPをご覧ください。
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別名
きゃしゃな野草
類似表現
シュタイン・フェーダー,シュタインフィーダー,シュタインフィーダー
関連ワード
ヴァッハウ、フェーダーシュピール、スマラクト
更新日
2021-07-16