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クナワラ
Coonawarra(英)
ワインの産地・名前 -
オーストラリア、南オーストラリア州の東、ヴィクトリア州との境目近くに位置する産地、G.I.。骨格のしっかりとしたカベルネ・ソーヴィニヨンのワインが造られる事で有名。
1890年に栽培が始まって以来、クナワラと呼ばれてきたのは、中心部の南北16㎞、東西2㎞程のテラロッサと呼ばれる赤土の土壌の区域であった。水はけが良いテラロッサの土壌のもと、海からの風を受け良質のカベルネ・ソーヴィニヨンが造られ、この地を有名にしてきた。2002年にG.I.が制定され、このクナワラと呼ばれて来た区域よりも広い区域が現在、クナワラと呼ばれている。
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ワンポイント!
テラロッサはスペインやイタリアにも見られる土壌だが、底土に石灰岩質、表土に粘土質をもつ。表土の粘土質中の鉄分が酸化した事により赤く見える。
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別名
G.I.クナワラ
類似表現
クーナワラ,クナワーラ
関連ワード
カベルネ・ソーヴィニヨン、テラロッサ
更新日
2022-09-13