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ルカツィテリ
Rkatsteli(ジョージア)
ブドウ品種 -
ジョージアの東南部、カヘティ地方発祥であり、ジョージアで最も栽培されている白ブドウ品種。主な産地はジョージアだが、アルメニア、ウクライナ、ロシア、ブルガリア等でも栽培されている。
ルカツィテリとは「赤い茎」の意で、果皮が厚くフェノリックなブドウ品種。基本的に晩熟型。霜や干ばつに強く、生産性は高め。
アロマティックな品種で、近代的なスタイルで造られると、控えめに花の香りや柑橘の香りをもった、酸が低めのニュートラルで、タイトなワインが造られやすい。しかし伝統的なクヴェヴリ(素焼きの壺)で醸造されると力強く、比較的タンニンの感じられるスタイルとなる。
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ワンポイント!
ジョージアではムツヴァネ(ムツヴァネ・カフリ)とブレンドされることも多い。基本、辛口の白が造られることが多いが、ジョージア、カヘティ地方のPDOカーダナキィ(Kardanakhi)では、ルカツィテリを使った酒精強化ワインが造られる。
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別名
デダリ・ルカツィテリ,ママリ・ルカツィテリ,ククラ,カクラ(ジョージア),グリュジンスキ,ルカツィテリ・ジャッロ 等
関連ワード
ジョージア、クヴェヴリ、ムツヴァネ、カヘティ地方、ニュートラル品種
更新日
2022-12-02