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ヴーヴ・クリコ
Veuve Clicquot(仏)
生産者 -
シャンパーニュ地方のランスに拠点を置くシャンパーニュの老舗メゾン。1986年からルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー社が所有。黄色いラベルが特徴的で、『イエローラベル』と呼ばれるスタンダードキュヴェと、プレステージ・キュヴェの『ラ・グランダム』が有名。
1772年設立。2代目のフランソワ・クリコ氏が若くして亡くなった後を妻のマダム・クリコが継ぎ、事業を大成功に導いた。そんな彼女を称えた、「ラ・グランダム(偉大なる女性)」という名がトップキュヴェにつけられている。
390haある畑は、12のグラン・クリュ、20のプルミエ・クリュの村に広がる。栽培されているのは、シャルドネ47%、ピノ・ノワール36%、ムニエ17%。リザーヴワインの使用比率はシャンパーニュの大半で20%なのに対し、25~45%と比較的高め。
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ワンポイント!
☆マダム・クリコはルミアージュ(動瓶)の台を発明したり、初のブレンド法によるロゼのシャンパーニュを誕生させるなど、シャンパーニュの品質を押し上げる事に大きく貢献した。 ☆「イエローラベル」:リザーブワインは30~45%ブレンド。品種はピノ・ノワール50~55%、シャルドネ28~33%、ムニエ15~20%。熟成は最低3年。
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関連ワード
シャンパーニュ、マダム・クリコ、ラ・グランダム、シャンパーニュ生産者
更新日
2020-06-15