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リキュール・デクスペディション
Liqueur d'expedition(仏)
栽培・醸造用語 -
スパークリングワインを造る際、瓶詰め前に添加されるリキュールの事。リキュールに含まれる糖分によって、甘辛度を調整することができる。
このリキュールはブレンド済みのワインや特別に調合されたリザーブワインなどに糖分を加えたものだが、門外不出とするワイナリーが多い。ドサージュの工程でワインはほぼ完成となるため「門出のリキュール」とも呼ばれている。
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ワンポイント!
☆時に「スパークリングワインがワインの中で一番カロリーが高い」、と言われる事があるのは、この最後に加える糖分に由来しているが、多くのスパークリングワインは辛口であり、1Lあたり12g以下の残糖度なので、1本飲んでも9g、つまり大さじ1杯程度。グラスで2杯ぐらいで、小さじ1杯分程度である。
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別名
リケール・ド・ドザージュ,門出のリキュール
類似表現
リケール・デクスペディション
関連ワード
ドザージュ、残糖、補糖
更新日
2020-07-09